潘基文が韓国大統領選への不出馬を表明な件について

　朝日新聞によると、潘基文のコメントは主に次の通り。

「私の純粋な愛国心と抱負を人格殺害に近い攻撃、様々な偽のニュースによって政治交代の名分は失われ、むしろ私個人と家族、国連の名誉に大きな傷だけを残すことになり、結局は国民に大きな迷惑をかけた」

　小難しく言ってるけど、要はアレだよね。

「こんなにコケにされてまで、大統領選やってられるかー！」

　「やってられるかー！」に続くのが、「この馬鹿どもと一緒に！」か「この馬鹿どものために！」かは分らんけど。

パン前国連事務総長韓国大統領選に立候補断念

　韓国の大統領選挙に立候補する意向を示し保守層を中心に支持を集めていた前の国連事務総長のパン・ギムン（潘基文）氏が、１日、立候補を断念することを明らかにし、韓国内で驚きをもって受け止められています。

　去年まで２期１０年にわたって国連事務総長を務めたパン・ギムン氏は、年内に行われる大統領選挙に立候補する意向を示し、保守層を中心に支持を集めて世論調査の支持率では野党のムン・ジェイン氏に次ぐ２位につけていました。

　ところがパン氏は、１日午後、ソウルの国会内で緊急の記者会見を開き、「人格否定に近い攻撃や偽のニュースによって私や家族、国連の名誉が傷つけられた」と述べ、一部のメディアがパン氏の言動を「韓国人らしくないと」と非難したり、家族のスキャンダルを本人と結びつけ執ように攻撃したと批判しました。

　また、「一部の政治家の旧態依然とした利己的な態度に極めて失望した」とも述べ、各政党との連携が難航してきたことにも強い不満を示しました。

　そのうえで、「政治の刷新や国家の統合を目指す活動を終わりにする。私を熱烈に支持してくださった多くの方々を失望させたことを深く謝罪する」と述べ、立候補を断念することを明らかにしました。

　パン氏の立候補の断念は韓国内で驚きをもって受け止められていて、今後ほかの候補者が保守層の支持を集めることができるかどうかが焦点になりそうです。

ソウル市民からも驚きの声

　パン・ギムン氏が突然、大統領選挙への立候補を断念したことにソウルの市民からも驚きの声が聞かれました。

　５０代の男性は「パン氏は支持を考えていた候補の１人で、立候補したらもっと知りたいと思っていたので、立候補の断念は意外だった。経験が豊富なので、期待していた」と驚いた様子で話していました。

　また、別の５０代の男性は「国連の事務総長まで務めた経歴があるので、一般人の立場から外交のアドバイスをするなど、よいかたちで、その経験をいかして欲しい」と述べ、パン氏の今後の活動に期待を寄せていました。

　さらに３０代の女性はパン氏以外の候補者について、「まだ特に支持している候補はいないが、言葉だけでなく、本当に国民のために働いてくれる人にリーダーになってほしい」と話していました。

(2月1日 NHK)