「喧嘩をするほど仲がいい」で見過ごすにも限度がある ~ 交際中もケンカ沙汰が絶えなかった新婚夫婦、夫・篠原裕也が妻・葵を殺害 -群馬-

 太田署によると、2人は数年前から交際していたが、以前からけんかが絶えず、警察官が駆け付ける騒ぎになることもあったという。

 普通に考えれば、こういう危険な関係なのに交際が続くのは困難だよなあ。あまつさえ結婚なんてできないし、周囲も反対すると思うんだが、第三者からは理解できない隠れ共依存な関係だったのかなあ。それが結婚によって距離感が一気に近まった結果、暴走・自滅に至ったとか。んー。わからん。

 もし、そういう逃げ場のない話じゃなく、もともと相性最悪なのに惰性で交際が続いていたが、「何年も付き合ってきたんだから、責任とって籍を入れよう」という世間体の末の悲劇だとしたら、それはもうアレだ。

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「未練や外聞から敢えて目を背け、別れという制御可能な破壊を共に選択する勇気」

 これが二人の間にあれば良かったのにね。今となっては全て手遅れだけど。

<暴行容疑>35歳妻、搬送病院で死亡 34歳夫逮捕 群馬

 ◇けんかが絶えず、警察官が駆け付ける騒ぎも

 群馬県警太田署は9日、妻に暴行したとして同県太田市成塚町、会社員、篠原裕也容疑者(34)を暴行容疑で逮捕した。妻のアルバイト、葵さん(35)は8日に搬送先の病院で死亡しており、太田署は10日に司法解剖して、暴行との因果関係などについて捜査する方針。夫婦は昨年末に結婚したばかりだった。

 容疑は、6日午後9時~7日午前1時半ごろ、自宅アパートで葵さんの両腕をつかみ、倒すなどの暴行を加えたとしている。篠原容疑者は「間違いない」と容疑を認めているという。

 太田署によると、2人は数年前から交際していたが、以前からけんかが絶えず、警察官が駆け付ける騒ぎになることもあったという。【吉田勝】

(1月9日 毎日新聞)

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