紙幣用の精巧印刷技術を持たない後進国が、先進国の印刷局に自国紙幣の印刷をアウトソーシングするって話はよく聞くけど、先進国が造幣局を丸ごと他国に売りに出したって話は聞いたことないなあ。
売却額は360万ユーロ(約4億2000万円)。造幣局の決算は赤字基調が続いており、オランダ政府は外国企業への譲渡もやむを得ないと判断した。
そもそも、造幣局の仕事って利益を出すことじゃないと思うけどね。もちろん、記念硬貨を作ることだけが仕事でもないけどさ。
「自分の国で使うお金を自国で作らなくなるのってなんだか寂しいね」
ユーロ圏ならではの合理的決断? ネット通貨が普及して少額貨幣を作るメリットがなくなったんで、思い切り手放しましたってこと? やっぱりちょっと不思議。
【ブリュッセル時事】オランダ財務省は22日、約450年の歴史を持つ同国造幣局を隣国ベルギーの投資会社「グループ・ヘイレン」に売却したと発表した。
売却額は360万ユーロ(約4億2000万円)。造幣局の決算は赤字基調が続いており、オランダ政府は外国企業への譲渡もやむを得ないと判断した。
ヘイレンは買収後も、ユーロ圏内で流通するユーロ硬貨や記念コインなどの製造をオランダ国内で継続し、約90人の従業員の雇用も当面維持する。ただ、主要都市ユトレヒトの中心部に近い現在の拠点は売却し、よりコストの低い近郊に移転する方針だ。
造幣局は1567年に設立。1994年にオランダ政府が100%出資する独立法人となっていた。
ここで「机の下から…引きずり出されてしまったんですけど…」を紹介。
魔眼の射手・森久保。恐ろしい子…!
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