ある意味、一般人がマリファナでハイになって暴れたり、個人がハッパ経由で麻薬や覚醒剤に浸かるよりも、やっちゃいけないことをやったよなあ。上野は。「産業用大麻で町おこし!→実はラリ用大麻隠してました」で捕まった岡山の中村雄亮と同様に。
ちなみに、中村と上野のところにガサが入ったのは、共に10/4。これは偶然か、それとも、
「同一ターゲットの
2穴2カ所同時攻め」か。
その真相はさておき。
町おこしで栽培許可 大麻取締法違反容疑で逮捕(2016/10/17 NHK)
智頭町では産業用の大麻の栽培が町おこしにつながるとして上野代表の取り組みを支援していて、上野代表は以前のNHKの取材に対して、「大麻草は悪いものという偏見を払拭(ふっしょく)し、さまざまな活用法があることを知ってもらいたい」と話していました。
栽培許可を得た業者が大麻取締法違反の疑いで逮捕されるのは初めてで、厚生労働省は全国の都道府県に対して、栽培の許可が適正かどうか確認するよう通知を出すことにしています。
墨が1滴混じると、水はあっという間に濁る。まして今月は岡山と鳥取で既に2滴目だ。真っ当な栽培業者はいい迷惑。真っ当じゃない上野らの同類にとってもやっぱりいい迷惑。いずれにしても大迷惑。
先駆者が一番やっちゃいけないのは、自分たちが破滅することではなく、自分たちがやっている行動そのものへの信用を失墜させること。前を行く奴がチョンボすると、後ろに続く者は前で悪さした連中の倍の苦労を背負わされる。
世間は時代の先駆者を賞賛しがちだが、下心持ちの前のめり阿呆が余計なことをしてくれたおかげで、未来への路が途切れたケースってのは、結構あるんだぜ。
岡山の中村にしても今回の上野にしても、個人が嗜好用大麻を隠し持つ以上に、産業用大麻の生産者が産業用じゃない大麻を隠し持つ方が罪深いことを分かっているのかね。自身が違法で罰せられる「前科」より、表の法では罰せられないが社会にもたらした大麻への不信という「罪」の方がはるかに重いって自覚あるのかね。
町おこしのために大麻の栽培許可を得ている鳥取県智頭町の大麻関連商品販売会社「八十八や」の代表、上野俊彦容疑者(37)が、自宅に大麻を隠し持っていたとして、中国四国厚生局麻薬取締部に大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されていたことが、厚生労働省への取材でわかった。大麻の栽培許可を得た業者が大麻取締法違反で摘発されたのは全国で初めて。
厚労省によると、上野容疑者は10月4日、智頭町の自宅で乾燥大麻88グラムを所持していた疑いがある。上野容疑者は県の許可を受けて、3年前から智頭町で大麻草を栽培し、種や茎から食品や衣類を作る会社を営んでいた。「他人から譲り受けて吸うために所持していた」と容疑を認めているという。厚労省は栽培していたものでなく、個人的に入手したものとみている。
鳥取県医療指導課によると、上野容疑者は2013年4月に栽培者免許を取得。昨年4月には「八十八や」に免許を出し、個人免許から法人免許に切り替わった。免許の取得目的は、大麻草の茎の部分から繊維を取ってしめ縄を作ったり、種子をすりつぶしてみそと混ぜ合わせ加工食品として販売したりするというもの。上野容疑者の逮捕以降、従業員1人のみで栽培していることがわかり、智頭町が「好ましい状態ではない」と注意していた。
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