ジカ熱に限らず、エイズその他のSTDの多くは、自覚症状が軽微なうちに蔓延する。SEXの相手を限定し、正確に把握していない限り、完全な感染経路の把握は不可能。つまり、
「シンガポールは、既にジカ熱に汚染されている」
と考えるのが妥当だろう。
そしておそらくは日本も。発症者本人の渡航履歴を徹底したところで、防疫的には限界があると割り切って愛を交わすしかないね。多分、大航海時代の梅毒の蔓延時も、当時の皆さんはこういう感じで割り切っていたんだろうな。
シンガポール保健省は28日、同国内で新たに40人がジカ熱に感染していた、と発表した。27日にも同国に住む女性1人の感染を確認したが、いずれもジカ熱が流行している中南米などへの渡航歴はないという。
地元メディアによると、ジカ熱に感染した41人のうち36人は外国人の建設作業員。感染者の多くがすでに完治しているという。感染源はわかっていないが、保健省はさらに感染者が増える可能性もあるとして警戒を強めている。(シンガポール=都留悦史)
(8月28日 朝日新聞)
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