「お前っ!!!」
仕方ないとはいえ、ひでえことになってるんですが。
9日の東京金融市場は、世界経済の先行きへの懸念が高まり、株を売って比較的安全な資産とされる円や国債を買う動きが強まった。
長期金利の代表的な指標となる新規に発行された10年物国債の利回りは一時、年マイナス0・035%まで低下し、日本では初めて10年債がマイナス金利となった。投資家による運用リスクの回避が加速し、日本銀行の想定を超える株安・円高がさらに進んだ。
日銀が1月29日、民間銀行が日銀に預ける当座預金の一部を2月16日からマイナス金利にすることを決めたことで、市場では長期金利の低下が続いていた。
9日の東京債券市場では、前日に欧米の国債の利回りが大幅に低下したことも影響し、国債の買い注文がさらに膨らみ、利回りはマイナスとなった。新発10年物国債の終値は、前日終値より0・065ポイント低い年マイナス0・025%だった。国債を買う人が増えると、国債の価格が上昇して、国債の利回りは低下する関係にある。
長期金利がマイナスになったことで、住宅ローンなど世の中の金利がさらに低下し、個人や企業はお金を借りやすくなる一方、資産の運用はより難しくなりそうだ。
マイナス金利政策で先行している欧州では、スイスの10年債の流通利回りが2015年1月にマイナスとなったことがあり、日本が2か国目となる。
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