ミサイルが飛んだことは確認されなかった一方で、発射の際に分離されるミサイルの保護カバーの破片が海の上で確認されたため、ミサイルがうまく発射されなかった可能性が大きいと分析しているということです。
打ち上げに失敗した潜水艦って、旧ソ連のゴルフ級を改造した奴だろ。防水被膜の破片が見つかった一方で、SLBMの飛行は確認されなかったってことは、ミサイル自体は潜水艦のごく周辺でトラブルを起こしたってことだよな。そんな状況で、半世紀前の設計の老艦が健在とはちょっと考えられないんだが。
北朝鮮の周辺諸国が今確認すべきは、SLBMの発射実験の有無以上に、SLBM発射実験艦の現状だと思う。SLBMを運用できる潜水艦なんて、金持ち国だってそうそう数を揃えられるもんじゃない。もし、今回の実験失敗でその候補艦が1隻失われたのだとしたら、実質的な脅威は相当遠のいたと考えて良いのでは?
だから、周りの国は、ミサイルカバーを見つけて終わりではなく、ミサイルとそれを積んでいた潜水艦の行方を探し続けるべきだ。たとえるならアレ。
「水辺に漂う水着を見たならば、即刻本体も見つけるべし」
何事につけても大事なのは「本体のスペックと継戦能力」。だよね? (。・ ω<)ゞ
北朝鮮が、潜水艦から発射する弾道ミサイルの開発を進めていることに関連して、韓国メディアは、北朝鮮が28日午後、日本海で発射実験を行ったものの失敗に終わったとの見方を伝えました
北朝鮮の国営メディアはことし5月、弾道ミサイルを水中の潜水艦から発射する実験を行って成功したと伝え、北朝鮮の国防委員会は「自衛力を強化する措置の一環だ」として弾道ミサイル開発を正当化しています。
これに関連して韓国の通信社「連合ニュース」は、韓国政府関係者の話として北朝鮮が28日午後、日本海で潜水艦から発射する弾道ミサイルの発射実験を行ったものの、失敗に終わったとの見方を伝えました。この政府関係者は、ミサイルが飛んだことは確認されなかった一方で、発射の際に分離されるミサイルの保護カバーの破片が海の上で確認されたため、ミサイルがうまく発射されなかった可能性が大きいと分析しているということです。
一方で、別の韓国メディアは、軍の関係者の話として今回はミサイルに点火せず、水中からミサイルを射出するところまでを試した可能性もあるとして、失敗だったかどうかは分からないとも伝えています。
潜水艦から発射する弾道ミサイルを北朝鮮が開発していることを巡っては、韓国のハン・ミング(韓民求)国防相が4、5年で戦力として使える状態になるとの見方を示すなど、関係国が懸念を強めています。
(11月28日 NHK)
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