【オーケー、マイケル】トヨタ、米スタンフォード大やMITと人工知能の共同開発スタート【スロットルを踏み込め、君にならできる】

 「ナイトライダー」と「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」世代のおいらが、この手の話題に燃えないはずがない。うへうへ。

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 2015年10月からアニマックスでリマスター版TVシリーズ放送開始ですぜ。うへうへへ。

「米グーグルとは方向性が違う」と述べ、グーグルが開発中の無人でも走れる完全自動運転車とは一線を画す姿勢を強調。運転手が乗ることを前提にした自動運転技術の開発を行う方針を表明した。

 今回の記事で一番重要な部分はここ。現実的なアプローチであるのと同時に、自動車屋としての譲れない一線でもあるんだろうな。グーグルのアプローチは「人が介在しない移動手段」の開発。ビジネスとしてはともかく、ものづくり的にはイマイチ「燃えない」。伊勢専務のコメントは、ドライバーがマシンのエンジンキーを回し、車のハンドルを握る瞬間の高揚感を知る者としての矜持だと思いたいね。同時に、

AI・ロボット研究のアドバイザーとして、米国防総省傘下の国防高等研究計画局(DARPA)元幹部のギル・プラット氏を招いたことも発表した。

 今回の報道で一番きな臭いところはココ。自衛隊向けの73式トラックや高機のように、海外の軍事産業にもこれから本格参入するってことかねえ。「サイバーフォーミュラ」じゃ、アスラーダの軍事利用を阻止しようとした風見広之おとんが殺されたが、さて、トヨタ上層部に彼ほどの「良心」を期待していいものかどうか。期待したいね。

<トヨタ>米MITと共同研究 人工知能を車運転支援に

 【ワシントン清水憲司】トヨタ自動車は4日、米スタンフォード大学、米マサチューセッツ工科大学(MIT)と、人工知能(AI)の共同研究を行うと発表した。自動運転技術やロボット開発に活用する方針で、5年間で約5000万ドル(約60億円)を投じる。人間とAIが補完し合いながらクルマを安全に制御する運転支援システム開発につなげる。

 共同研究では、道路周辺の状況を把握したり、状況に応じてどうクルマを操作すべきか判断したりする際に、AIが運転手を助けることを想定。機敏に動けなくなったお年寄りでも、安全運転できるようにすることなどが考えられるという。トヨタは歩行支援や介護支援のロボットも開発しており、人間の意思に沿う形でAIを機能させる研究も進める。

 米西部サンフランシスコで4日開いた記者会見で、伊勢清貴専務(技術開発本部長)は「米グーグルとは方向性が違う」と述べ、グーグルが開発中の無人でも走れる完全自動運転車とは一線を画す姿勢を強調。運転手が乗ることを前提にした自動運転技術の開発を行う方針を表明した。こうした技術を活用した運転支援システム搭載車を今後2~3年以内に商品化する考えも示した。

 また、AI・ロボット研究のアドバイザーとして、米国防総省傘下の国防高等研究計画局(DARPA)元幹部のギル・プラット氏を招いたことも発表した。プラット氏はDARPA主催の世界最高峰のロボット競技会で中心的役割を務めた。

(9月5日 毎日新聞)

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