墜落前に、異常なエンジン音が聞こえたというから、突風などの天候変化やバードストライクによる不測の事態発生というより、エンジンか燃料系の機械的な故障、ないし整備ミスによる事故の可能性が高そうだ。
今回墜落した軽飛行機の整備をやっていたのは、場所から考えて、多分、日本エアロテック。航空機整備系ではそこそこ老舗どころだが、「やらかしちゃった」のかな。これから軽やビジネス用も含めて航空需要が増加する日本。ただでさえ大手エアライン系以外の航空整備士が少ない国なんだから、今回のような事件が多発する前に、早目に人材の育成を進めなきゃいけないなーと思った次第。
26日午前11時ごろ、東京・調布市の住宅街に小型飛行機が墜落し、操縦士ら3人が死亡し、5人が重軽傷を負いました。
26日午前11時ごろ、調布市富士見町の住宅街に、調布飛行場から離陸した直後の小型飛行機が墜落しました。警視庁などによりますと、この事故で、小型飛行機の操縦士と副操縦士とみられる男性2人と、住宅の2階にいて巻き込まれた女性1人の合わせて3人が死亡しました。また、小型飛行機に乗っていた男性とみられる3人と住宅にいた女性2人の合わせて5人が煙を吸うなどして重軽傷を負いました。この事故で、住宅5棟と車2台が焼けました。
「地響きのような、トラックが突っ込んで来たようなすごい音がして、家が揺れました」(近所の人)
警視庁によりますと、小型飛行機は大島に向かう予定で、10時58分に調布飛行場を離陸し、その直後に墜落したとみられています。警視庁は、業務上過失致死の疑いも視野に、事故の原因を詳しく調べています。(26日13:51)
(7月26日 TBS)
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