跡部昌洋と言えば、地元・大衡村にトヨタグループの工場などを誘致するのに成功して有名になった、宮城屈指のヤリ手セールスマン。なので、記事にあるような粘着質なイジメやしょうもないセクハラをしていたというのが本当なら、ちょっとビックリ。そこまで阿呆なことをする人物には見えなかったがなあ。
名声と実績が大きくなりすぎて、大衡村の村民5,600名程度じゃ制御不能な絶対君主になっちゃったとか? 誰も彼に意見できなくなってしまって、知らず知らず自制の効かない暴君になってしまっていたとか? 企業ではあるよな。業績への貢献が大きすぎるトップ営業マンに対して、社内の誰も反対できなくなっていたら、いつの間にか、その御仁が特権を乱用した挙句に母屋の資産を食いつぶしていたって話。今回もそれに近いケースなんだろうか。
それにしても、セクハラメール1500通ねえ。性交渉要求10回もそうだが、彼がそんなことの出来るような「溢れんばかりのバイタリティ持ち」か?と問われれば、「確かに」と答えるしかないんだよな。さて、真相は?
宮城県大衡村の跡部昌洋村長(66)から性行為を強要された上、メールを執拗(しつよう)に送りつけられるなどセクハラを受けたとして、村の女性職員が村長に1000万円の損害賠償を求める訴えを近く仙台地裁に起こすことが12日、分かった。代理人弁護士によると、現職首長に対するセクハラ訴訟は全国的にも極めて異例。
代理人らによると、跡部村長は昨年4月、県選出国会議員へのあいさつ回りで上京した際、宿泊先のホテルで、同行した職員に性行為を迫った。
その後も、出張先や検査入院した病院の個室などで計10回以上、性行為を求めたという。
所有するアパートの合鍵を渡し、関係を強いる誓約書に署名、押印させたほか、「2人でお酒を飲もう」「そのような態度では異動させる」といったメール約1500通を職員の携帯電話に送った。
職員がメールなどを無視すると、業務の決裁を拒否するなどした。職員は上司に相談したが「聞かなかったことにしてほしい」などと取り合ってもらえなかったという。
跡部村長は10日の村議会3月定例会の一般質問で、「セクハラ行為をしていないか」との質問に対し、「当然していない」と答弁。村側も「セクハラもパワハラも起きていない」と答えた。
(3月13日 河北新報)
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