福岡空港に第2滑走路が増設される件について

 かつての啓徳空港@香港・九龍もかくやと言うくらい、住宅街の真ん中に鎮座する福岡空港。一時は海側に全く新規の空港を新設という話があったけど、結局、現滑走路とターミナルの間の空間に新滑走路を押し込むことに正式決定。ユーザーからすると使い勝手が変わらないんでありがたいけど、住民からすると、騒音も危険性も現状の2倍になるんだよな。少し複雑気分。

f:id:kagura-may:20150104122747j:image

 それはそれとして、今回の記事で気になったのは次の下り。

空港の整備費用は約1800億円で、このうち地方自治体と民間の負担分を除いた約1200億円の大半を、空港の運営権を民間企業に売却した資金で賄う方針だ。

 仙台空港や他の地方空港もそうだけど、海外旅行客が増えたりして既存の空港インフラではスペック不足になったら、空港の民営化とワンセットな機能強化が計られたりするんだろうね。今回の福岡空港のように。新しいビジネスチャンスの香りがするんだぜ。

福岡空港に第2滑走路…来年度予算に調査費計上

 政府は、旅客数国内3位の福岡空港に2本目の滑走路を増設する方針を固めた。

 2015年度予算案に調査費や設計費を計上する。10年後の運用開始を目指す。アジア路線の就航増加などによる混雑や遅延を解消するとともに、外国人旅行客の受け入れ増を図る。

 年間旅客数1929万人(13年度)の福岡空港は滑走路を1本しか持たない。現在、ピーク時間帯には複数の旅客機が誘導路の上で待機し、日常的に離着陸の遅れが生じている。さらに国内外の航空会社から就航したいとの希望が寄せられており、今後も利用客の増加が見込まれている。

 政府は、現在の滑走路(2800メートル)の西側に新たな滑走路(2500メートル)を増設し、着陸帯や誘導路なども整備する。15年度中に埋蔵文化財調査や設計などを開始し、早ければ10年後に運用開始する見通しだ。

 空港の整備費用は約1800億円で、このうち地方自治体と民間の負担分を除いた約1200億円の大半を、空港の運営権を民間企業に売却した資金で賄う方針だ。地元自治体は運営権売却を容認する意向を示している。

(1月4日 読売新聞)

 ここで「【MMD艦これ】カンタイコレクション -Fleet Collection-」を紹介。


D

違和艦ないから問題ないもん!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です