「自公337/475」2014衆院選最終予想な件について(2014/12/13)
もともと、自民260議席台という根拠レスな悲観論に対しても、317議席越えという無邪気な楽観論に対しても、「お前ら何言ってんだか」なスタンスだった私ですが、それでも、序盤のバンドワゴン効果もあって300議席位は獲れると思っていました。
と油断していたら、ラスト数日の自民の失速。「アンダードッグおきてるなー」と分かっていても読み切れないほど、予想以上の無党派層への求心力低下で、さすがに驚きました。
やはり、序盤の「アレ」はなあ。誰が狙ったか知らないが、情報浸透と反動までの時間差を使った、選挙戦最終盤でのアンダードッグ狙いな情報戦の一環だったのかなあ。実際のところはどうか分かりませんけど。ただ、第二次橋本内閣の第18回参議院議員選挙の時と同じく、この手の「キャンペーン」の影響は侮るべからずということを、改めて痛感しました。いい勉強になりました。
「自公323/475」2014衆院選予想・小選挙区+比例区序盤&「自公104/180」2014衆院選予想・比例区編(2014/12/5)
結局、各党の獲得議席は、公示直後の予想↑と昨日の予想の間に落ち着きそうかな。詳細は明日検証しますが、個々のケースでは、維新が最後の最後で意地を見せた点に注目。自民や民主から比例区で結構、議席を再奪取してそう。これを無党派層や浮動票ならではのフラフラの影響なのか、他の要因によるものなのか、検証する価値はありそうですね。
衆議院選挙は開票作業が始まっています。
NHKが、投票を終えた全国の有権者を対象に行った出口調査や情勢分析によりますと、自民・公明両党は、3分の2の317議席に届く勢いで、自民党は、単独でも、過半数を大きく上回り、300議席に迫る情勢です。
自民党の幹部からは安倍政権の経済政策・アベノミクスが評価されたという声が出ています。
これに対し、選挙前、62議席の民主党は、議席を増やす勢いですが、2桁台にとどまる情勢です。
衆議院選挙は開票作業が始まっていて、すでに定数475のうち300を上回る議席が固まっています。
NHKが、投票を終えた有権者を対象に行った出口調査や情勢分析によりますと、自民・公明両党は合わせて306議席から341議席を獲得する見通しで、法案の再可決や、憲法改正の発議に必要な、3分の2の317議席に届く勢いです。
このうち、自民党は、275議席から306議席と、単独過半数を大きく上回り、引き続き、すべての常任委員会で委員長を出したうえで過半数の委員を確保できる、いわゆる「絶対安定多数」の266議席を獲得するのが確実な情勢です。
さらに、自民党は、党として過去最多の300議席に迫る情勢です。
また、公明党は、31議席から36議席を獲得する見通しです。
麻生副総理兼財務大臣は、NHKの開票速報番組で、「仮に300議席ということになるとこの2年間のアベノミクスが評価されたということだと思う。まだアベノミクスは道半ばだが、きっちり仕上げていかねばならないという責任を改めて感じる」と述べました。
また、自民党の茂木選挙対策委員長が、NHKの開票速報番組で、「われわれはアベノミクスを問う選挙だという意気込みで戦ってきたが、全国を回るなかで、特に後半戦は有権者の反応は非常によかったと感じている」と述べるなど、党幹部の間からは、アベノミクスが評価されたという声が出ています。
これに対し、選挙前、62議席の民主党は、61議席から87議席を獲得する見通しで、議席を増やす勢いですが、2桁台にとどまる情勢です。
民主党の福山政策調査会長は、NHKの開票速報番組で、「アベノミクスが争点だと言われたが、日本の経済の不確実性や、国民生活の厳しさを訴えたところ、かなりの手応えがあった」と述べました。
(12月14日 NHK)
コメントを残す