犯行当初、「佐藤静香女史と面識はない」「殺す相手は誰でも良かった」と供述していたと思ったら、実のところは、最近流行りのストーカー殺人だったというオチ。逮捕時、沼田容疑者は何故嘘をついたのか。
ストーカーと通り魔との刑罰の重さに、かなりの違いがあるのだろうか。それとも、彼の中じゃ、「未練がましい変態」ストーカーより、「刹那的で理解不能な殺人犯」通り魔として、世間から認知されるほうがマシだったのだろうか。
もしそうだったとしたら、それは、ストーカーであること以上に危ない「歪な自尊心」の発露。その発露が世間が肯んじられないことを、期待する次第。
埼玉県入間市の路上で、近くに住む大東文化大3年、佐藤静香さん(21)が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された同市の日本文化大2年、沼田雄介容疑者(20)が佐藤さんと事件前に食事をするなど面識があったことが18日、関係者への取材で分かった。
沼田容疑者は県警の調べに対し、佐藤さんについて「近くのコンビニ店員で、顔は知っている」と説明。県警は沼田容疑者が当初から佐藤さんを狙っていた疑いがあるとみて、「誰でもよかった」との供述の信憑(しんぴょう)性について慎重に捜査を進める。
関係者によると、沼田容疑者は知人に「コンビニにかわいい子がいる」などと話しており、今年7月ごろに佐藤さんと知り合った。約1カ月後には共通の知人とともに3人で食事をしたという。
佐藤さんはこの頃、「バイト帰りにつけられているかもしれない」と周囲に相談していた。
(10月19日 産経新聞)
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微妙におっほい。
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