【注意一秒】兵庫・赤穂市の大火災はBBQの炭火の消し忘れが火元【焼失70ヘクタール】

 「やっちまったクッキングパパ」河原大剛容疑者の凹み具合を見ていると、あんまり責める気分にはなれないが、失火の刑事罰はともかく、民事の損害賠償がとんでもない金額になりそうなのがなあ。世間に同情論ぶちあげて、その請求から逃げ切れとも言う気分になれないのがなあ。

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 人死にが出なかったのがせめてもの救いと思って、出直せばいいさ。失ったものは大きすぎるから取り戻すのは無理だが、素直に迷惑をかけた人間に詫びを入れてゼロからリスタートすれば、人生、なんとでもなるさ。

 赤穂なら、すぐ近くに格好の反面教師がいるから、良く分かるだろ。「謝り方が下手な科学者と、そいつを煽って事態を炎上させ続けている喧嘩下手弁護士」と同じような轍を踏まなきゃ、なんとかなるさ。日本なら。

バーベキューの木炭を捨てた疑いで逮捕 兵庫の山林火災

 兵庫県赤穂市木津付近で11日午後に発生した山林火災は、12日午後1時に鎮火した。赤穂市消防本部によると、山林約70ヘクタールが焼けた。けが人はいなかったという。

 赤穂署は同日、バーベキューで使った木炭を自宅裏の山林に捨てて燃え移らせたとして、赤穂市木津の会社員河原大剛容疑者(40)を森林法(失火)違反の疑いで逮捕し、発表した。署によると、河原容疑者は11日正午ごろから自宅の裏庭で家族ら6人でバーベキューをしており、「消えたと思いこんで水をかけず、木炭を山に捨てた」と容疑を認めているという。また、「炎があがっているのを見てホースで水をかけたが消えなかった」とも供述しているという。

 河原容疑者の自宅近くに住む女性(70)によると、11日午後、河原容疑者が「119番通報してくれ」と女性宅に駆け込んできたという。山林火災が拡大し、同容疑者は「バーベキューで使った灰を消えたと思ったので山に捨てた。(山林火災は)そのせいじゃないか」と落ち込んだ様子で話していたという。

 赤穂市消防本部などによると、住宅や工業団地、山陽自動車道に迫った火の延焼を止めるため、赤穂市や応援の姫路市消防局などから消防車延べ60台、消防隊員や消防団員ら700人余りが出動。兵庫、岡山両県の防災ヘリや陸上自衛隊のヘリによる上空からの消火活動も加わり、夜明けごろには火の勢いは収まった。

 西日本高速道路会社は、近くを走る山陽道の龍野西―赤穂両インター間の上下線と、播磨自動車道の播磨ジャンクション―播磨新宮インター間の上下線を11日午後5時45分から7時間半にわたり通行止めにした。

 現場の山林では発生から一夜明けた12日朝も黒く焼け焦げた山から白い煙が立ち上っていた。山林付近の住宅街では警察、消防、地元消防団の隊員らが警戒を続けた。

 山林の東側に住む宮崎典子さん(54)は11日夜、自宅近くの車で、家族ら7人で一夜を明かした。「火が家に迫ったら、家から電化製品などを運び出すつもりだった。夜はほとんど寝ていない」と話した。

 家族4人で山林近くの集会所に避難した室井美智子さん(74)も眠れない一夜を過ごした。「家が心配で様子を何度も見に来た。大事に至らなくてよかった」と疲れ果てた表情で語った。

(5月12日 時事通信)

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