さあ、受け入れるといい。それが君たちの運命だ。
「僕、君たちにお願いがあって来たんだ。僕と融合して、漢民族になって欲しいんだ」
「僕は、君たちの願いごとをなんでもひとつ叶えてあげる。なんだってかまわない。どんな要請だって党中央部に上程してあげられるよ」
「もちろん、どんな条件で人民軍を受け入れるかにもよるけれど」
「君たちの気持ちは分かった。残念だけど、僕だって無理強いはできない。工作はするけどね」
「訳が分からないよ。どうしてチベット人はそんなに、魂の在処にこだわるんだい?」
「この土地では、ウイグルに住む民のことを、ウイグル族って呼ぶんだろう? だったら、中国の新疆ウイグル自治区に住む君たちのことは、中国人民と呼ぶべきだよね」
「やれやれ、招かれざる客ってわけかい」
「無駄なことだって知ってるくせに、懲りないんだな、君も。代わりはいくらでもいるけど、無意味にテロで殺されるのは困るんだよね。勿体ないじゃないか」
「やっぱり理解できないなあ、他民族の価値観は」
次のターゲットは沖縄かな?。きゅっぷい。
2014年4月18日、吉林大学辺彊考古学研究センターの朱泓(ジュウ・ホン)主任はこのほど、同センターで行われている「漢民族形成の歴史的過程の生物・考古学的考察」プロジェクトで、漢民族は多くの民族が融合して形成された「混血民族」だと実証されたと明らかにした。
プロジェクトでは中原地域で出土した人骨を研究対象とした。2年余りの情報収集とデータ分析により過去と現在の中原地域の漢民族の形質には明らかな差異があり、宋代(10~13世紀ごろ)から「混血」状態が始まったことが分かった。朱主任は「この発見は生物学と考古学の観点から漢民族が確かに多くの民族と融合して形成されたことを証明している」と述べた。
この研究成果は漢民族形成過程における古代のさまざまな民族の移動と融合のパターンを明らかにし、中華民族として一体化する歴史的過程などの重要な問題について説明するもので、形質人類学関係の科学的な証拠をもたらした。(提供/新華網日本語版・翻訳/張一・編集/武藤)
(4月19日 Record China)
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