一歩間違えると、「怠惰なものぐさ人間の大量生産」に繋がる恐れもあるけど、少子高齢化のこのご時世じゃ、時間と距離に割く時間が少なければ少ないほど、ウェルカムなのもまた事実。SFの世界じゃ大体ネガティブに描かれる「AR社会の未来予想図」。現実の日本では、さてどうなる?。
ネット墓参、供養身近に=親戚交流にも一役
手を合わせる先は液晶モニターの画面。インターネット上に墓をつくり、墓参できるサービスに寺院などが乗り出している。指先一つで焼香ができるスマートフォン(多機能携帯電話)向けのアプリも登場し、多忙な利用者から好評という。
「墓参りの代わりにはなり得ないが、一つのツールとして使ってほしい」。埼玉県越谷市の宝性寺は2002年からネット上で霊園を運営する。遠方や高齢の利用者が多く、54基が「建立」された。墓参は出向くのが基本とした上で、仙田智一住職(53)は「ネット上の記帳を掲示板のように使い、親戚間で連絡を取る人もいた」と驚く。
(5月3日 時事通信)
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