もちろん、喜ぶのはまだ早い。民主党政権による3年3カ月の暗黒時代が終わっただけだ。大手メディアは依然として自公政権に対して敵対的。震災復興から景気対策、国防・外交問題に至るまで課題は山積している。安倍総理の2度目の航海が順調に行くはずと保証できる要素は、何も無い。
しかし、それでも最悪の時期を脱する希望だけは見えてきた。閣僚候補者の名前を観ても、第1次が露骨に「論功行賞と仲良しこよしの超軽量内閣」だったことと比べれば、だいぶマシというか、ガチに有望な人材が並んでいますね(民主党政権時の閣僚がしょぼ過ぎた分、比較優位でそう見えているだけかも知れませんが(^^;)。
特に、麻生太郎@副総理・財務・金融相、下村博文@文部科学相、小野寺五典@防衛相、根本匠@復興相、甘利明@経済再生相、稲田朋美@行政改革相、新藤義孝@総務相といった面子には、結構期待できるかも。一応、内閣の布陣評価の詳細は副大臣人事まで観てから決めますけど、閣僚候補者名を一読した現時点では、普通に及第点以上を差し上げたいと思いますね。
昨日は、党四役人事で高市早苗@政調会長、野田聖子@総務会長にズコー!と来てましたが、逆に考えれば、この2名が閣僚として表に出るよりは、安倍総理の寵愛欲しさに、ドロドロの党内業務にズブズブ浸かって動いてもらった方がナンボかマシ。そう考えれば、全然許せる人事かな?(笑)。
ともあれ、まずは「良し!」。頑張れ安倍総理!。
<新首相>衆参両院本会議で自民安倍総裁を指名
衆参両院は26日午後の本会議で、自民党の安倍晋三総裁(58)を自民、公明両党などの多数で第96代の首相に指名した。衆院での投票結果は安倍氏328票、民主党の海江田万里代表が57票、日本維新の会の石原慎太郎代表54票--などだった。参院は1回目の投票で過半数を得た者がおらず、決選投票の結果、安倍氏が最多得票で首相に指名された。安倍氏は皇居での認証式などを経て同日夜、第2次安倍内閣を発足させる。
(12月26日 毎日新聞)
一方、昨日の内ゲバ延長戦に続いて、混乱が続く日本未来の党。嘉田由紀子代表を無視して小沢一郎系議員が両院議員総会を開催するわ、首相指名選挙で「小沢のアレ」森裕子に投票するわ、挙句に亀井静香ちゃんに「この党に未来は無い」とか言われて離党されるわと、もう駄目だね。ここ。今夜か明日の朝一辺りに、解党か嘉田代表の辞任発表があるんじゃないの?。
民主党は参院選まで新体制を固める(≒党内左派vs右派の内ゲバ)のに手一杯。共産党以下弱小政党は、意に介する必要無し。となると、次のターゲットは、やはり日本維新の会。内ゲバに油注入が一番の方法でしょうか。連中を「潰す」には。
(12/26 PM8:40追記:嘉田女史が、「未来」の年内「平和的分党(超大笑)」の検討を発表。つっても、残るのは小沢派の方だけで、嘉田派はいずれ解党だろうけどね。あと嘉田女史は小沢サンを恨んじゃいけないよ。彼は、もともと政局にしか興味が無い壊し屋なんだから。恨むんなら、そういう人間を引っ張りこんで、「反原発がプチブームになってる今、上手くいけば環境&左翼系大政党をでっちあげられるかもYO!」と貴女を焚きつけた「小才子」飯田哲也代表代行と、彼を信じた貴女の浅慮を恨むんだな)
ここで「SMILING’!! OP」を紹介。
今更だけど、素材としての「スマイルプリキュア!」って歴代シリーズの中でもTOPクラスだよなあ。
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