12日、ワールドカップ(W杯)のグループリーグF組の初戦を迎えたサッカー日本代表は、ドイツのカイザースラウテルンでオーストラリア代表と対戦し、中村のゴールで先制したが、後半に3点を奪われ、1-3で逆転負けを喫した。
日本は前半26分、ゴール右斜め横から中村がクロスを上げると、ゴール前で高原と柳沢がオーストラリアGKシュワルツァーと交錯。ボールはそのままオーストラリアのゴールネットを揺らし、日本が1点を先制して前半を折り返した。
しかし後半39分、日本はゴール前の混戦からカーヒルにシュートを決められ、同点とされた。疲れからプレスがかからなくなった日本はその後、44分にまたもオーストラリアのカーヒルにゴールを奪われ、逆転を許す。日本は大黒を投入して巻き返しを図ったが、さらに試合終了間際の47分にアロイージにダメ押しとなる3点目を奪われた。
オーストラリアに1-3で逆転負けを喫した日本は、グループリーグ突破に早くも黄色信号がともった。日本の第2戦は18日、ニュルンベルクでクロアチアと対戦する。
<日本代表 出場メンバー>
GK:23 川口能活
DF:5 宮本恒靖(Cap)、19 坪井慶介→2 茂庭照幸(後半11分)→16 大黒将志(後半46分)、22 中澤佑二
MF:3 駒野友一、7 中田英寿、10 中村俊輔、14 三都主アレサンドロ、15 福西崇史
FW:9 高原直泰、13 柳沢敦→18 小野伸二(後半34分)
サブ:1 楢崎正剛、12 土肥洋一、6 中田浩二、21 加地亮、4 遠藤保仁、8 小笠原満男、17 稲本潤一、11 巻誠一郎、20 玉田圭司
(2006年6月13日(火) 0時10分 スポーツナビ )
がっくし。
川口は責められない。DF陣もまあ、あれだけ削られまくりながら途中までは良く頑張った(特に駒野)。
だからなー。相変わらず「パス回ししかしないFW」ってのがなー。DFのための時間稼ぎだけがあんたらの仕事じゃないでしょ?。あと、ジーコの采配(選手交代)はいつも以上にワケわかりませんでしたな。
続きはまた後ほど…。
<んで、帰宅後の追記>
とりあえず今回の敗因を個人的につらつらと。
- 監督の能力差。序盤から中盤にかけての消耗戦&ラスト近くで決戦攻撃要員3人の連続投入というシンプルかつ効果的な指揮を執ったヒディングと、柳沢⇔小野という意味不明な交代&あまりに遅すぎる大黒の投入という勘ピュータにも程があるジーコとの、埋めようの無い差。
- 本試合の目的というか基本姿勢があやふや。特に後半、「前に押し出そう」FW+トップ下と「引いて守ろう」DFの意識ギャップが傍目からも明らか。疲れのせいだけじゃないよな、アレは。
- FW。とりあえずクロアチア戦では、チャンスで「譲り合いのパスなんかせずシュートを打てる」選手を使って欲しい。少なくとも柳沢は「使うな」。ボール貰ってすぐ後ろ向くような奴に前線は任せられん。高原は次のクロアチア戦までに「柳沢」化が解けてなかったら出なくて良い。
- 単純にミス多すぎ(特に中村)。途中からは疲れもあったんだろうけど。駒野のクロスはもうちょっと精度が高ければ…それでも三都主よりはよっぽどマシな働きだったが。あと、失点は全てミスがらみだけど、2失点目以外は川口を責めることはできないよね…。
以上、総括すると、負けるべくして負けたというべきか、後半39分までの川口の確変がなければ、もっと一方的な展開になっていたかもしれない試合だったというべきか(それ故に一旦失点して気持ちが切れたら立て直しようがなかったわけで)。正直この面子で、こんなグダグダな惨敗を喫するとは思っていませんでした。でも、失点数はともかく、この負け方ってこれまでも何回か観たよなあ…(^^;。
とにかくアレだ。直せる分は直してクロアチア戦は頑張ってくれ。まだ可能性はゼロじゃないんだから>日本代表。
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