東京都港区の公営マンション「シティハイツ竹芝」(23階建て)で、都立高校2年の市川大輔さん(16)が、エレベーターの床と天井に挟まれ死亡した事故で、警視庁捜査1課と三田署は7日、業務上過失致死容疑で、エレベーターを製造したシンドラーエレベータ社(江東区)と保守管理を請け負っていたエス・イー・シーエレベーター(台東区)、港区住宅公社、同区都市計画課など6カ所を家宅捜索した。
同課などは、事故を起こしたエレベーターが、ドアの開閉や昇降をコントロールする制御系やブレーキなどに問題があった可能性があるとみて、製造元への強制捜査は不可欠と判断したとみられる。
(時事通信) – 6月7日
親会社は世界第二位のエレベーターメーカー:シンドラーホールディングス。今回問題を起こしたシンドラーエレベータ社は、旧社名の日本エレベーター工業時代の85年に同ホールディングスからの出資を受け入れ、91年に現社名に変更、その前後から加速度的に親会社との関係を強めてきています。
今回の事件の一つのキモは、この時系列の中で、親会社との関係がシンドラーエレベータ社の製品クオリティに何らかの影響を及ぼしてきたのかどうかでしょう。もし、影響を及ぼしていた上で今回の事件発生…となると、かなりどえらい話に発展しそうです。でも、多分、トカゲの尻尾切り的にシンドラーエレベータ社が詰め腹切らされて終わりでしょうけどねえ。
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