もちろん、個々人の信条やモラルの問題とかはありましょうし、あんまり清潔な趣味とも言えないけど、それにしても罪状が「公然わいせつ」ってのは納得いかないなあ。
場所は借り切ったロッジで、参加しているのは希望者(商売女含む)のみ。街中の秘密クラブでも、ストリップ劇場でもない。クスリを使っていた形跡も無く、一般人・非関係者が迷い込む可能性も無かったわけだから、それこそ部外者の誰にも「開チン」してないし、迷惑かけていない。この手の法解釈は基本的に人数の多寡は関係無いから、もしこれで「公然わいせつ」になるなら、個人や知り合い単位の乱交を個人の家やホテルの一室でヤっても、皆お縄ってことになる。AVの乱交撮影なんて根こそぎタイーホ!。だけど、本来それはありえない。だって、それらの行為は基本的に「公然」じゃないんだから。なのに今回のイベントの主催者は「公然わいせつ」でタイーホ。変なの。
蛇足ながら、日本国内において「乱交」を罰する法律はありません。念のため。
本件で突っ込まれる余地があるとすれば、参加料と言うことで金銭の授受があったことから、風営法/売春防止法違反容疑ひいては利益の一部が(その場にいなくても)反社会勢力に流れていた疑いがあるくらい。ですが、逮捕容疑はあくまでも「公然わいせつ」なんですよね。WHY?。また、カネについては、シングル男性1万円/人、カップル0.3万円/人、シングル女性無料なんでしょ?。ロッジの借り切りコストと女性の数合わせ用コストを合わせれば、いくらも利益は残りませんって。まだAV撮影でもやった方がカネになる。それでも「金銭の授受」があったということで警察は捜査できるし、実際するんだけど、なんだかなあ。記事内には「カネの流れを追う」と書いているけど、そこら辺の実情を考えると、本件に反社が本格的に絡んでいるとはちょっと考え辛いです。その意味では、捜査なんてやるだけ無駄ですよ。
チン圧された!50人乱交!“本番中”男女4人も公然わいせつ
香川県警東かがわ署などは10日までに、同県まんのう町のロッジで、約50人が参加した乱交パーティーを開催したとして、公然わいせつほう助の疑いで、愛媛県松山市の不動産会社社員・上枝巨彦(きよひこ)容疑者(38)とスタッフの男女3人を現行犯逮捕した。乱交サークルを主宰し、ホームページ上で参加者を募集。今回はサークル2周年記念で「四国ノ乱」と銘打った大規模なパーティーだった。性行為中だった男女4人も、公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された。
その道の猛者が50人も参加した「四国ノ乱」は、踏み込んだ警察によって“チン圧”された。
東かがわ署によると、逮捕された上枝容疑者らは、まんのう町の2階建てロッジを借り切って9日夜に乱交パーティーを開催し、参加者の手伝いをした公然わいせつほう助の疑い。パーティーには近畿、四国、中国から男性25人、女性24人の計49人が参加。「乾杯」の声が上がってから約1時間後の午後10時ごろ、令状を持った捜査員が踏み込んだ。当時、性行為中だった29~34歳の男女2人ずつの2組4人が、ほかの複数の参加者に行為を見せた公然わいせつ容疑で現行犯逮捕となった。
上枝容疑者らは「FREEDOM(フリーダム)」という乱交サークルを主宰。ホームページ上で参加者を募集したり、過去のイベントの画像などを掲載していた。「あくまで複数プレーを楽しむ場」として、爪を切るなどのマナーを細かく設定。月1回ペースで乱交や緊縛などの性行為を楽しむパーティーを開催し、それぞれ「讃岐(香川)ノ乱」「伊予(愛媛)ノ乱」と開催地名に、乱交を意味する“乱”という名前を付けるのが通例だったとみられる。11月6日にも「伊予ノ乱」が予定されていた。同署によると、今回の「四国ノ乱」はサークル2周年を記念したイベントで、通常より参加者が多かった。
参加料は男性1万円、カップル3000円、女性は無料。今回の「乱」には女性単独の参加者もおり、中には友人同士で誘い合って参加した女性や、夫婦での参加も。20~50代と幅広く、主婦から会社員まで職種もさまざまだが、反社会的組織の構成員はいなかった。警察では、5月から内偵を進めていた。
今後は、パーティーにかかわる金の流れも捜査する。同容疑者は逮捕容疑を認めているという。現場に薬物などはなく、乾杯で使ったのもノンアルコール飲料類ばかりだったというから、ある意味、真剣に行為そのものを楽しむ集まりといえそうだ。ほかの参加者は、参考人として事情を聞かれただけで“放免”となっている。
(10月11日 スポーツ報知)
ただ、本件について少し気になるのは「5月から内偵していた」のくだりですね。普通、この手の捜査って、上記のような反社絡み下調べの一環か、金銭の授受絡みで割りを食う風俗業者や乱交に嫌悪感を抱く地域の正義の味方からのタレこみで「よーいドン」。4ヵ月も前からピンで内偵するようなもんじゃないですけどねえ。主催者の上枝巨彦容疑者って別件で前科持ちなんだけど、そんなにリキ入れて追いかけなきゃいけないような対象でもないし。不自然極まりない。
ですんで、今回の警察の手入れ目的は別にあったんじゃないかと思うんですよね。それが記事内にあるようなクスリ関係だったのか、それとも「特定の参加予定者」の身柄「確認」だったのかは分かりませんけど、「公然わいせつ」犯の検挙狙いで乱交会場に踏み込むよりは、そっちの方がよっぽど納得のいく理由ですよ。
ここで「【ジブリール】 冥界剣士ヨウヨーム 720P 60fps版 【東方OPパロ】.mp4」を紹介。
力作だなあ。
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