【京都人】祇園祭、ちまきの転売相次ぐ…地元困惑「何してはるんやろ」【呆れの一言】

転売ヤーにも購入者にも積もり積もった厄が降り注ぎますように。

祇園祭、ちまきの転売相次ぐ…地元困惑「何してはるんやろ」(2023/7/15 読売新聞)

 京都・祇園祭で 山鉾(やまほこ)ごとに販売される授与品「厄よけちまき」がインターネットで転売されるケースが相次いでいる。発売直後から100本以上が出品され、山鉾を巡行する各町の関係者は「信仰の対象でもあるのに……」と頭を悩ませている。

 ちまきは、 藁(わら)や 笹(ささ)などで作られたお守りで、玄関に飾ると災厄を避けられるとされる。宵山期間(14~16日)を中心に各山鉾町が1本1000円程度で販売。34基の山鉾がある山鉾町で10万本以上作られ人気の山鉾では早々に売り切れる。

 フリーマーケットアプリ「メルカリ」では、本格的に販売が始まった14日午前の時点で100本以上が出品された。多くは1本2000~3000円で、同じ出品者が何本も取引しているケースもあった。

 コロナ禍を経て今年の祇園祭は4年ぶりの通常開催で人出が多い上、材料不足や作り手の高齢化で増産が難しいことも背景にあるとみられる。

 カマキリのからくりが人気の 蟷螂(とうろう)山では、転売対策で今年から「1人10本まで」の制限を設けたが、効果は十分ではない。 前祭(さきまつり)の巡行で先頭を進む 長刀(なぎなた)鉾も出品が目立ち、保存会の川那辺健治・専務理事(75)は「ネットで転売するのは個人の自由かもしれないが、『何してはるんやろ』という気持ち」と話す。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です