「黒子のバスケ」サークルの涙雨が降るコミケ会場な件について

 脅迫者からの無法な要求の影響力を認めてしまった、国家権力からの介入を許してしまった等、色々と悔やまれる前例となってしまった今回の「黒子のバスケ」関連サークル出展見合わせ。

 しかし、以前も書いたけれど、我々はこれをコミケ準備会の敗北と採ってはいけない。準備会はあくまでも同志の安全を優先したのだ。現役の同人作家諸氏は、どうか落胆せず、夏に向けて再び構想と妄想を練ってほしい。

 警察の怠慢かそれとも他の事情でか、犯人はまだ捕まらない。だが、「その日」はそう遠くないと信じる。その時は同志諸兄、恨みは兆倍にして犯人に返そうぞ。

<黒子のバスケ>コミケで同人誌900サークル出展見合わせ 37年で初の大規模自粛

 人気マンガ「黒子のバスケ」の関連団体に脅迫状が送られている問題で、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されている日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)83」に出展予定だった「黒子のバスケ」の同人誌900サークルが30日、出展を見合わせた。2日目の全出展サークルの約8%にあたり、コミケを主催する準備会によると、37年にわたる同イベントの歴史でも初めてという。

 コミックマーケットは、マンガや小説、ゲーム ソフトなどさまざまなジャンルの創作物を扱った同人誌の即売会。75年から始まり、現在は夏と冬の年2回開催され、1日の動員数は最大20万人、毎回50万人以上が訪れる国内最大級のイベントとして知られる。2日目の30日は、「ONE PIECE(ワンピース)」など「週刊少年ジャンプ」(集英社)掲載作品の同人誌を中心に約1万1700サークルが出展予定で、「黒子のバスケ」の同人誌もこの日に出展される予定だった。

 「黒子のバスケ」は今年、関連団体に脅迫状が送られており、準備会宛てにも10月29日に「黒子のバスケ」のサークル不参加を要求する脅迫状が届いた。会場の東京ビッグサイト側が「犯人が捕まるまでコミケの開催を見合わせるか、『黒子のバスケ』のサークルに参加を見合わせるよう求めてほしい」と強く要請し、準備会は「要求に屈する前例を残したくない」と再考を求めたが、ビッグサイトから、要望が受け入れられない場合は今後の会場の貸し出しが難しくなるとの示唆もあって、準備会は「苦渋の決断」としながら出展の見合わせを決めた。

 準備会では、3日間の警備を従来より強化するのに加え、2日目の30日は特に重点的に警戒するようスタッフに通達し、参加者の手荷物の確認も実施した。「黒子のバスケ」のサークルが出展する予定だった一角は、混雑する他のスペースとは対照的に閑散としているものの、多くのスタッフが巡回するなどピリピリとした雰囲気になった。

 出展見合わせの対象となったサークルには、参加費を全額返金。「黒子のバスケ」と別の同人誌を用意して席に着いたり、同人誌は置かないものの休憩所代わりに使ったりする人もいたが、午前11時の段階で9割以上は無人だった。準備会は「代わりの同人誌を出すのはもちろん、座るだけでも勇気がいることだ。そして、今回のことは本来あってはいけないこと。参加者は決して忘れないでほしい」と話した。

 またコミケの初日となる29日のコスプレでは、ファンの間で自粛ムードが広がっており、「黒子のバスケ」のコスプレをする人は見当たらなかった。ファンでもあるコスプレタレントの綾川ゆんまおさんは「黒子のバスケのコスプレは楽しみにしていたことの一つなので残念。悔しいので、早く解決してほしい」と話していた。(毎日新聞デジタル)

(12月30日 まんたんウェブ)

 信じたくは無いが、一部で流れている噂のように、この脅迫犯と組むなり、便乗するなり、ましてや同一の輩が、今後のコミケやヲタ層の行動に手かせ足かせをつけようと企んでいるのだとしたら、該当者どもよ、心することだ。ヲタ達の萌えやこだわり対象への執着心は、江戸時代の隠れキリシタンの信仰心よりも万倍しぶといぞ。

 

 ここで「【東方】 SOUND HOLIC 『Grip & Break down !! -2012-』 【PV】」を紹介。


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スマホはやっぱりきついので、大昔に使っていたシャープのメビウスを引っ張り出してカチャカチャ。意外と使いよい。会社においてる社用ノートからこっちに切り替えようかしらん?

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