東京・両国国技館で行われていた大相撲夏場所千秋楽の21日、新大関白鵬(21)(本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル出身、宮城野部屋)が、14勝1敗で並んだ関脇雅山との優勝決定戦を制し、初優勝。次の名古屋場所で横綱昇進に挑戦する。
新大関の賜杯は2002年初場所の栃東以来、8人目。21歳2か月での優勝は、貴乃花(当時、貴花田)、大鵬、北の湖に次ぐ史上4位の若年記録。外国出身力士の幕内優勝は、6人目。
白鵬は、本割で新入幕の把瑠都(ばると)を投げで圧倒すると、決定戦も、雅山の重い突きをしのぎ、右四つ左上手の十分の体勢から寄り切った。
今場所は、横綱朝青龍、筆頭大関の栃東が途中休場していた。
(読売新聞) – 5月21日
把瑠都や朝赤龍の快進撃など見所もありましたが、全体的に実力上位が順当に勝ち星を重ね&比較優位で白鵬が優勝と、比較的サプライズの少ない場所でした。まあしょうがないかな。とりあえず、千秋楽の白鵬の取り組みを魁皇から把瑠都に組みなおした審判部はGJでした。
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