細川護熙・元総理が知事やってきた時も大概だったけど、その後の「川辺川ダム問題&謎の死」福島譲二&「お祈りとダム問題お惚け以外は何もしてません」潮谷義子両知事の時代があまりに酷く、福岡と鹿児島の間で凋落の一途だった熊本。流石に10数年間の停滞に悠長かましてられなくなったか、今回の知事選には史上最多の5名の候補が名乗りを挙げました。
本命=自民が実質的に推す蒲島郁夫氏、対抗=民主党の推す鎌倉孝幸氏、大穴=若さと「腐っても元国会議員&自民党」の矢上雅義氏…という、一見オーソドックスな展開が予想される今回の知事選ですが、その一方で、「蒲島郁夫氏は悪い意味で世間ズレした学者先生なキャラクター」「鎌倉孝幸氏は潮谷時代の『功績』が県民にどう判断されるか…」というイヤンな点も散見。保守票が適度に岩下&北里氏にも分散することを考えると、意外と「知名度全国区なジモティ村長サン」矢上氏がいいとこまで行くんじゃないかな?と思ったり…さてさて、どうなりますことやら。
国政とのリンク度で見ると、岩国・京都両市長選に対する程の食指は動きませんが、一応「自民vs民主」構造ではありますし、熊本県民が「三度目の正直でやっとまともな知事を選ぶのか」それとも「二度あることは三度ある」をやらかすのかにも少々興味はあります。当地の選挙戦の推移、チェック位は続けてみましょうかね。
5氏の争いに=熊本知事選
任期満了に伴う熊本県知事選は6日告示され、同日午後5時に立候補届け出を締め切った結果、元衆院議員の岩下栄一氏(61)、元総務省消防庁次長で弁護士の北里敏明氏(59)、元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)=民主推薦=、元東大教授の蒲島郁夫氏(61)、前相良村長の矢上雅義氏(47)の無所属5新人による争いが確定した。23日に投開票される。
(3月6日 時事通信)
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