武装集団のホテル襲撃、死者21人に ケニア(2019/1/17 CNN)
- ナイロビ(CNN) ケニア当局は16日、首都ナイロビで起きた武装集団によるホテル施設襲撃の死者が少なくとも21人となったことを明らかにした。
- ソマリアの過激派組織「シャバブ」は同日犯行声明を出し、襲撃について、トランプ米大統領が2017年にエルサレムをイスラエルの首都と承認したことへの返答だと強調した。
「ケニアで大規模テロをやらかしたシャバブ(アルシャバブ)の犯行動機=ドナルド・トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と承認いたことへの返答」は、正直話半分に聞いておく必要がある。しかし、今回シリアでおきた自爆テロは、昨年末にトランプがやらかした「対イスラム国勝利宣言&シリア撤兵発表」へのイスラム国(IS)の返答で間違いない。アルシャバブとISが対米テロで連携した可能性も微レ存だが、なんだかなあ。
それにしても、気分が悪いのは、このテロを受けたシリア周辺各国の反応よ。
<米国>
米「邪悪な勢力の復活、許さぬ」シリア自爆テロ(2019/1/17 読売新聞)
- トランプ米大統領は昨年12月、シリアの駐留米軍約2000人の早期撤退を表明した。テロは、部隊の撤退が本格化する直前の政治的に微妙な時期に起きた。
- ペンス米副大統領は声明で、「我が部隊の帰還を始めるにあたり、米国は『イスラム国』の残党に邪悪な勢力の復活を許すことは決してない」と強調した。シャナハン米国防長官代行は国防総省で「テロとの戦いは継続する」と述べた。
(政府高官の心の声:よっしゃ、これでシリアからの撤兵を遅らせることができる。別のテロ組織による犯行の可能性?大統領の意向?知らんわ!)
<トルコ>
シリアテロ、米軍撤収に影響せず トルコ大統領が見解(2019/1/17 共同通信)
- トルコのエルドアン大統領は16日の記者会見で、米兵も死亡したシリア北部マンビジュの16日の自爆テロは、トランプ米大統領による米軍のシリア撤収決定に影響を与えないだろうと述べた。
(エルドアンの心の声:米国がシリアからいなくなってくれないと、クルド人の殲滅作戦開始できないやん!テロの真相なんてどうでもいいから、アメ公はとっとと撤収してや!)
グルっと回って、元の木阿弥になりそうな米軍のシリア駐留。テロで殺された兵やマンビジュの市民が哀れだ。
米民主党が1/29に予定されているトランプの一般教書演説の延期や演説内容の書面化を要請しているのは、正解だと思うよ。政府機関閉鎖による安全面に問題云々じゃなく、今、トランプに生中継で喋らせたら、どんなトンデモを言い出すか分からんから。
シリア北部で16日、自爆テロがあり、市民やアメリカ兵ら19人が死亡した。
爆発は、市民らが行き交う通りで発生した。
シリア北部のマンビジュで16日、自爆テロがあり、シリア人権監視団などによると、アメリカ軍関係者4人を含む19人が死亡した。
過激派組織「イスラム国」は、犯行声明で、自らの襲撃によりアメリカ兵が死傷したと主張している。
一方、トランプ政権は、「イスラム国」に勝利したとして、シリアからアメリカ軍の撤退を始めているが、ペンス副大統領は声明で、テロ攻撃を非難するとともに、「われわれは、決して『イスラム国』の再建を許さない」と強調した。
ここで「【MMD】金剛&ごんごん『ロミオとシンデレラ』1080p」を紹介。
中東に友愛と和解による平和なんて求めない。でも交渉と妥協による共存くらいはできるだろ。彼女らの万分の1くらいの到達度でいいから。
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