と、タイトルで茶化すには、ちょっと重い最終決戦が開始した新年第一弾&第46話の「HUGっと!プリキュア」。
「HUGっと!プリキュア」第45話「みんなでHUGっと!メリークリスマス☆」感想 ~ 「クリスマスなにしてますか? 忙しいですか? ハグってもらっていいですか?」(2018/12/24)
真面目な話、心象風景を絵に表す行為をやや狂気じみて好む共通点といい、やっぱはな嬢とジョージは他人じゃない。仮にだけど、未来のはな嬢とジョージの娘がはぐたん@CV多田このみ女史で、何らかの事情ではな嬢を失ったジョージが、その悲しい未来の到来を阻止するためにクライアス社を立ち上げ、娘のはぐたんが父の暴走を止めるため、キュアトゥモローとして反クライアス運動のリーダーとして活動していたのだとしたら、こりゃ重いぜえ。
やっぱ、この展開かあ。
時を止めることで世界を破滅に向かわせないことが真の救世と疑わないクライアス社の首魁と、未来への歩みを止めないことこそが世界を破滅から救うと信じるプリキュアの主人公の闘いだけならば、まだ前者を否定する材料を上げて、プリキュア側にエールを贈ることは難しくない。
ドクター・トラウムさん@CV土師孝也氏が言う「何もしない男」つまり未来を知るが故に絶望した神と、「何でもできる!何でもなれる!」無限の未来を有する人間との信念の戦いであっても、我々は人間であるがゆえにハグプリ組の面々を応援する。否、応援しなくてはならない。絶望は愚者の結論だからだ。
しかし、クライアスの首魁としてではなく、幸せな時を共有した未来の野乃はな嬢@CV引坂理絵女史を失う未来を恐れるあまり、彼女が幸せだったこの時代で時の流れを止める選択肢を選び、娘から反逆されるという冥府魔道に堕ちた一人の男、ジョージ・クライ@CV森田順平氏を一方的に稀代の悪党と否定する気にはなれない。
救われて欲しいなあ。ジョージ。救ってやって欲しいなあ。キュアエール。
色々とヘビーな展開だった今回、救いとなったのは「変態味覚は母親譲り」薬師寺さあや嬢@CV本泉莉奈女史と「変顔芸ではあ~るを超えた食欲魔人アンドロイド」ルールーさん@CV田村ゆかり女史。ところで、新年早々の朝っぱらから二人っきりで何をしていたのかなー?若宮アンリ君@CV染谷俊之氏と愛崎正人お兄様@CV霜月紫氏は(腐笑)。
蛇足ながら、遂に番宣CM開始となった「スター☆トゥインクルプリキュア」。主人公の声優さんについてはとりあえずエールを贈る。あと、
ちょっと露出度高すぎやしませんかねえ?コスプレ向きではありそうだけど。
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