享年67歳。嵐が来るなあ。沖縄にも。東京にも。
「沖縄には、台風14号に続いて仁義なき沖縄県知事選という嵐が」
「東京には、台風13号に続いて沖縄を巡る仁義なき戦いという嵐が」
現地には雨も降るだろう。透明なモノに続いて金色のモノが。もしかすると、赤色なモノも混じりつつ。
沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対し、政府と対立してきた翁長雄志(おなが・たけし)県知事が8日、死去した。67歳だった。翁長氏の死去を受け、11月18日に予定されていた県知事選は前倒しとなる。翁長氏は再選を目指して出馬するとみられていただけに、選挙戦の構図は大きく変わることになる。
政府は8月17日にも辺野古沿岸部の埋め立て区域に土砂投入を予定している。これに反発する県側は埋め立て承認の撤回を目指し、防衛省沖縄防衛局に対し、行政手続法に基づく「聴聞」を9日に行うと通知していた。翁長氏の死去をきっかけに、国、県ともに今後の対応の見直しを迫られる可能性がある。
翁長氏は那覇市出身。那覇市議や沖縄県議などを経て、2000年に那覇市長に初当選。4期目の途中で辞職した。14年11月の県知事選で、普天間飛行場の辺野古移設反対を掲げ、容認する現職を破って初当選した。
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