SLAM DUNK 台湾史上最高予算で実写映画化 08年冬公開(3/8)

先生!「実写版スーパーマリオ」「実写版ストリートファイター2」「実写版機動戦士ガンダム」「実写版北斗の拳・香港ver」「実写版北斗の拳・米国ver」よりまともなモノに仕上がる確率は、どの程度でしょうか!?

 ハリウッドの有力情報誌ヴァラエティによると、井上雄彦氏の人気漫画『SLAM DUNK』の大型実写映画化企画が台湾と中国で進んでいる。

製作は台湾の長虹チャンネルと中国の上海映画テレビグループが行なう。映画は既に撮影の段階に入り、台湾のほか上海のスタジオで進められる。監督には中華圏でコメデイ映画や恋愛映画を数多く撮っている朱延平さんが、主演には台湾のトップアイドルのジェイ・チョウさんや香港の人気歌手シャーリーン・チョイさん、チェン・ボーリンさんらが予定されている。

映画の製作費は1000万ドル(11億5000万円)となり、これは台湾史上最も予算の多い映画製作となる。資金調達は東アジア各国でのプレセールと台湾政府のサポートにより実現した。既に、香港のエンペラー・モーションピクチャーズ、日本の角川映画が配給権を獲得しているほか、マレーシアやシンガポール、マカオ、インドネシアなどでも販売済である。

今回の大型企画の浮上は、日本のマンガ原作への関心が国内やハリウッドだけでなく、東アジアでも急拡大している表れでもある。こうした関心の増大は、日本マンガを原作とした大型映画『頭文字D』や『墨攻』の興行的な成功が大きな理由となっているであろう。

実際に今回の主演俳優ジェイ・チョウさんは、『頭文字D』でも主演をして高い評価を受けている。

さらに『DEATH NOTE』のようなマンガ原作の邦画も、東アジアで人気がることも理由と考えられる。原作を通じて消費者に馴染み深い日本のマンガは、ストーリーだけでなく知名度の高さによるマーケティング面での有利さも無視できない。

今回の『SLAM DUNK』は、日本のマンガのなかでも特に東アジアで人気の高い作品だけに期待も大きいといえる。

(アニメ!アニメ!ニュース)

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