【ラノベを出版したことではなく】病気休職中に小説を出版し報酬を得ていた神奈川県平塚市職員、地方公務員法違反のペナルティを受けて依願退職【継続して労働力を提供したことがダメというのがミソ】

病気で休職していた期間中に、市に無断で小説を出版

究極的に言えば、これは問題行為じゃない。これが問題になるんなら、公務員は同人活動ができなくなる。病気療養中?休職中の公務員が創造的活動をやっちゃいけないという法律はありません。

許可をえないで継続的に小説を出版し、営利活動をした

問題行為なのはこっち。「許可を得ることなく」「役所の仕事以外に」「継続して労務を提供する」行為は、立派な地方公務員法違反です。


「お兄さんは、イベントの時だけ活動する同人作家じゃいられなかったのかな?」

人間、自分の社会的な立ち位置と自分がやりたい事との折り合いをつけるのは大切なことよ。ちなみに、かく言う私も元・同人作家。

病気休職中に“小説出版し報酬”の市職員に停職6か月 神奈川

神奈川県の平塚市に勤務する28歳の職員が、病気で休職していた期間中に、市に無断で小説を出版して、およそ320万円の報酬を得ていたなどとして、停職6か月の懲戒処分を受けました。職員は、20日付けで依願退職したということです。

平塚市によりますと、この職員は、病気で休職していたおととし7月から今月にかけて、市に無断で小説を4点出版するなどして、およそ320万円の報酬を得ていたほか、ネットの小説投稿サイトに256話分を投稿し、自身のツイッターでも書籍の宣伝などを、およそ1万回にわたって行っていたということです。

ことし6月に匿名の通報があり、市が調査したところ、職員が認めたということで、市はこの職員が病気で休職中に許可をえないで継続的に小説を出版し、営利活動をしたのは地方公務員法に違反するとして、20日付けで職員を停職6か月の処分にしました。

職員は20日付けで依願退職したということです。

平塚市職員課は「極めて遺憾で、深くおわびします。今後は信頼回復と再発防止に向け、全力で取り組みます」とコメントしています。

(2021/10/20 NHK)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です