世界のシズマドライブならぬ東証の株式売買システム停止により、下半期初日から大混乱に陥った日本経済。
普通に
な「事故」なのか。それとも
な「事件」なのか。なんせ、タイミングがタイミングだからねえ。「アローヘッドのメモリが1つ壊れました(テヘペロ)by富士通」な「事故」とは思えんのよね。単なる「勘」だけど。
東証、2日から再開へ 宮原社長「原因究明し責任明確化を」 システム障害
日本取引所グループ(JPX)傘下の東京証券取引所は1日、システム障害の発生により全銘柄の株式売買を終日停止した。東証が売買を終日停止するのは初めてで、世界有数の証券取引所が停止する異例の事態に至った。同じシステムを使う札幌、名古屋、福岡の各証券取引所も同様に停止。東証は機器の故障が原因で、バックアップのシステムも作動しなかったと説明した。2日朝から通常通り取引を再開する予定。
東証の宮原幸一郎社長は1日開いた記者会見で「多くの市場関係者、投資家に多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」と謝罪した。
東証で売買を停止したのは、上場する企業の株式に加え、株式に転換できるタイプの債券や上場投資信託(ETF)など。日経平均株価や東証株価指数などの指標も正常に算出されなかった。同じJPX傘下で先物などを扱う大阪取引所は、別システムのため通常通り取引された。
システム障害は1日午前7時4分に発生。共有記録装置の不具合によって、投資家に情報を提供したり、システムを監視したりできなくなったという。回復には機器の再起動が必要だったが、投資家の混乱を考慮した結果、売買を終日停止すると判断した。
東証は海外投資家の参加も多く、欧米の主要取引所と並び世界有数の規模を誇る。経営責任について宮原社長は「JPX全体として原因を究明する。その上での責任明確化を考える」と述べた。
東証には大企業が中心の1部に約2200社、中堅企業が多い2部に約500社が上場している。成長企業向けのマザーズ、ジャスダックもあわせると上場企業数は約3700社に上る。
システム障害を受けてJPXを所管する金融庁は、JPXと傘下の東証に対し、原因究明と早期のシステム復旧を求めた。加藤勝信官房長官は1日の記者会見で「マーケットの重要なインフラである取引所で取引が行えなくなることは、投資家の取引機会が制限されることであって大変遺憾だ」と指摘。「1時間でも1分でも早く復旧してもらわないといけない」と述べた。
東証は2005年にも株式全銘柄の売買を停止するシステム障害を起こしており、金融庁は業務改善命令を出した。加藤氏は「二度とこういう事態がないようにしていかなければならない」と注文を付けた。【釣田祐喜、松本尚也】(2020/10/1 毎日新聞)
ここで「(MAD) G4U リマスター RC2.1 (H.264)」を紹介。
富田耕生氏も逝ってしまわれた。ショックが重なった一日だったなあ。
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