英国がEUに離脱を正式通告した件について(2017/3/29)
なんかまあ、去年6月の国民投票から特に迷走することもなく、スルスルとここまで来た。来てしまった。老大国の意地とは恐ろしい。これだから。
そして2年間レームダックを続けた挙句、
英国議会&国民「責任は政府に丸投げよ!」
これにはメイ英首相とEUのお偉いサンは怒っていい。
仮に、いまだに「最後にはEUは英国案を丸呑みするはず」とタカをくくっている英国民が多数派だとしたら、彼ら彼女らは、自分たちがどれだけ危うい綱渡りをしている最中なのか自覚していないとしか思えない。
英議会下院(定数650)は14日夕(日本時間15日未明)、3月末に予定された英国の欧州連合(EU)からの離脱の延期を問う採決を行い、賛成412、反対202の賛成多数で可決した。EUの同意が必要となるものの、延期は濃厚となり、次はいつまで延期するかが焦点になりそうだ。
メイ政権が提出した動議は、(1)離脱延期へEUと協議する(2)離脱の条件を定めた協定案が20日までに英議会で可決されたら延期は6月末までとする(3)協定案が可決されなかったら延期はもっと長くなり、5月末の欧州議会選に英国も参加せざるをえなくなる――という内容だった。
採決結果を受けて、メイ政権は20日までに協定案の3度目の採決に挑む方針だ。ただ、協定案には英国がEUの関税ルールに縛られ続ける規定が含まれ、与党・保守党からも反発が強い。1月に230票差という大差で否決され、今月12日の修正案の採決でも149票差で否決されている。メイ政権は、次も否決されれば延期は長期化し、いつ離脱できるか分からなくなると、協定案に反対してきた保守党の強硬離脱派に迫る作戦だが、大差をひっくり返すのは厳しそうだ。
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人生と国運にはズルとゴリ押しとバグプレイが必要な時があるのよ。
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