開票率53%時点で1.2万票差。残りの未開票地区を見たところ開票終了時点では2.5-3.0万票差で決まりかな?意外と競ったね。
選挙戦終盤で池田候補が僅かに有利という情勢調査があちこちから出ていたけど、今回の新潟知事選のように主要候補のバックが与野党真っ二つ、かつ両陣営が政策論争よりもネガキャン合戦最優先な選挙戦では、実際の投票行動とは無関係に、「弱者」野党陣営を漠然と支持する層というノイズが調査結果に混じる。データからこのノイズをある程度割り引いて分析要素に組み込まないと、ミスリードに繋がる。読み違えた関係者は猛省を。
現時点で池田千賀子@野党連合に離されていないなら、6/10は花角英世@自公の圧勝で決まり ~ 新潟県知事選(2018/6/3)
詰まるところ、このエントリーを書いた1週間前、池田候補が花角候補を引き離せていなかった時点で、今日の結果は出ていた。自公組織の期日前投票後、今日の出口調査で互角というレベルまでしか迫れなかった時点で、池田の敗戦は決まっていたと言える。
「まぁ、こんなもんじゃないの~」
祭りは終わった。野党連合の皆さんは御疲れさん。明日からの変わらない日常、お互いに頑張ろう。おやすみなさい。
事実上の与野党対決の構図となった新潟県知事選挙は10日に投票が行われ、自民・公明両党が支援する元海上保安庁次長の花角英世氏が、野党5党が推薦する候補らを破り、初めての当選を確実にしました。
今回の新潟県知事選挙は、自民・公明両党が花角氏を、立憲民主党など野党5党が池田氏をそれぞれ支援する、事実上、与野党対決の構図で、花角氏が初めての当選を確実にしました。
花角氏は新潟県佐渡市出身の60歳。国土交通省の審議官や新潟県の副知事などを経て、海上保安庁の次長を務めました。
選挙戦で、花角氏は、幅広い支持を得ようと、できるだけ政党色を抑え、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に慎重な姿勢を示すとともに、地元の経済活性化などに取り組むと訴えました。
また、自民・公明両党は、幹部らが連日応援に入り、街頭での演説などは控える一方、業界団体などをまわって支援を呼びかける徹底した組織戦を展開しました。
その結果、花角氏が、自民・公明両党の支持層を固めたほか、支持政党を持たない「無党派層」などからも一定の支持を集めて、初めての当選を確実にしました。
対する池田氏は、原発の再稼働に慎重な姿勢を示し、野党5党の幹部らも街頭で安倍政権を批判して支持を訴えましたが、及びませんでした。(2018/6/10 NHK)
開票終了
花角英世(自公)546,670票(当選)
池田千賀子(野党連合)509,568票
安中聡 45,628票
花角と池田の差は3.7万票。意外と競ってると思っていたら都市部の開票が進んだ後半にむしろ差は開いたか。興味深い。