「新入りのマダムキラー犬」細野豪志一派や「ガチ保守犬」長島昭久に対抗意識を燃やし、細野のパフォーマンスに煽られたら一院制構想などをぶち上げるなど、必死に自分の存在を内外にアピールしていた「マダム寿司の第一の飼犬側近(自負)」若狭勝。
だけど、「希望の党」初代代表に彼が就くなんて展開、本人以外誰も考えていなかったよね。何故かって? だって彼、そんな器じゃないもん。
民進党、解散総選挙の「立ち合い」決定まで制限時間いっぱい ~ 前原誠司が採る選択肢は「分裂」か「解党」か「共産党との手切れ」か(2017/9/18)
新会派の立ち上げが遅れている件も、「飼犬」若狭勝の後に「ラスボス」小池百合子が出張って、他の飼犬たちに「キャン!」させるまでの台本通りと思えば、大した問題ではない。
小池新党名は「希望の党」、小池百合子も役職就任な件について(2017/9/23)
小池知事としては、都知事の職務を続け国政には復帰しないものの、党の役職に就くことで、新党への支援の度合いを強めたいという意向があるものと見られ、具体的な役職は、今後の政治情勢などを見極めて判断することにしています。
小池百合子
「若狭や細野といった飼犬たちが好き勝手しないよう、連中の首紐をシッカリ掴んでいる飼い主が近くにいないと、有権者の皆さん不安でしょ?」
普通に考えて、細野と長島の2人を御することすらできていないのに、裏ボスの側近風だけ吹かせている三下に、国政政党の代表の座を預けるなんて金太の大冒険、「日本一の無責任知事」小池百合子でも、さすがに出来る事じゃない。
もちろん、本来このようなケースであれば、小池自身は表向き都政に専念し、「希望の党」は飼犬の誰かに預けるのが定石だ。が、結局それは実現できなかった。多分、ギリギリ今日まで、小池はそれの実現を模索していたはず。しかし、若狭はおろか、細野にも長島にもその仕事を任せることはできなかった。
ここに「希望の党」の致命的な欠点というか脆さがあるな。小池の代行者、組織のNo.2がいない。いや、そもそも、組織ですらないか。少なくとも現時点の「希望の党」はただの選挙互助会に過ぎない。
「小池の代行」足り得る「党の代表」候補を総選挙前に招聘する、という点では、昨日のこっち↓の方が、実効性のある布石になりえたと思う。プランを検討する時間は、関係者に全くなかったけどね。良くも悪くも。
アナタの「こころ」は知りたいよ ~ 中山恭子代表@日本のこころが「希望の党」に参加の意向(2017/9/24)
小池百合子
「キョウコちゃんと私でユニット組めば、ガチの保守層は私たちにメロメロ!」
「第2自民党、いや、真の保守政党としての野党第一党も夢じゃないよ!」
とりあえず、水密試験もそこそこに進水し、擬装と船体の相性も確認せずに見切り出航することとなった呉越同舟船「希望の党」。最初の寄港地・10/22総選挙には何とかたどり着けても、その次の、そのまた次の港に辿り着ける保証、いや「希望」はあるのかな。
小池百合子・東京都知事は25日、自らが新党「希望の党」を立ち上げ、代表に就任すると表明した。関係が近い若狭勝衆院議員や、民進党を離党した細野豪志衆院議員らが新党結成を進めてきたが、「リセットして私自身が立ち上げる」と述べた。
新党結成の理由として、「本当の意味での改革が必要。そのような仲間を募っていきたい」と言い、「行政改革、徹底した情報公開」「ポストアベノミクスにかわる成長戦略」「憲法改正」などを掲げると説明した。
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