高田重久曰く「オートリブやTRWの後塵を拝するくらいなら、ダイセルの尻を舐めたほうがマシ」 ~ タカタがダイセルとの提携を検討(2016/1/23)
タカタの尻を好きにする権利を得るのは、ダイセルとベインキャピタル連合で決まり(2016/9/26)
入札5陣営のうち有力なのは、ダイセルとベインキャピタル連合、中国系米企業キー・セーフティ・システムズ(KSS)とカーライル連合、米ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)の3つ。オートリブその他のメーカー2社は、彼ら自身の資金力もさることながら、「顧客」の自動車メーカーが自分たちの交渉力低下を嫌うため、27-29日の説明会でも彼らのスポンサー入りは歓迎されないだろう。
残り3陣営のうち、KKRは早くから手を挙げていただけで力不足。KSSとカーライル連合は、KSSの低競争力とカーライルの腹黒さがネガティブ要素すぎる。その結果、タカタが最初から抱かれる気満々だったダイセルと、直近ですかいらーくの「穏やかな」再建実績があるベインの連合が比較優位の消去法的に残る。
この時期に民事再生法を申請してダイセルの尻を舐めときゃ、今日のこの事態は無かった。ケチ臭い創業家が私的整理に拘ったばかりにこのザマよ。負債は巨大でも利益はキチンと出せているのに、身綺麗なまま競争相手の傘下に収まる機会をタカタは永遠に失い、KSS(というかその親会社のエロ成金・寧波均勝電子)に嬲られ続ける人生を強制されることになった。
タカタの高田重久会長兼社長は、2016年のうちにKSSをスポンサーとすることに取引先から理解されなかったため、今日のこの事態となったと弁解しているが、
KSS寧波均勝電子「そりゃ反対されて当然だろーな♪」
寧波均勝電子の傘下に入った「いいとこの御令嬢」タカタが、無茶な肉体改造をされて、R18同人誌ばりに「どんな変態プレイも受け入れる肉便器」な抜け殻企業にされることが分かっているのに、賛成する自動車メーカーが何処の世界にいるかよ。高田社長っつーかTKJに棲みついている創業者一族連中は、この期に及んでもまだ事態の本質を誤魔化すの?大馬鹿なの?死ぬの?
大手エアバッグメーカーのタカタは、アメリカなどで相次いだエアバッグの事故の影響で1兆円を超える負債を抱えて経営に行き詰まり、26日に開いた取締役会で、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請することを決めました。
タカタは、アメリカでエアバッグの不具合が原因となった死亡事故が相次いだことをきっかけに、日本など世界各地でリコールが拡大し、ことし3月期の決算は795億円の最終赤字に陥りました。さらに、自動車メーカーが肩代わりしている、リコールの費用を含めた負債の総額は1兆円を超えています。
タカタは自主再建の方策を探ってきましたが、関係企業などからの支援が得られないまま経営に行き詰まり、26日に開いた臨時の取締役会で、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請することを決めました。1兆円を超える負債を抱えての経営破綻は、国内の製造業では過去最大だということです。
タカタは裁判所の管理下で事業を継続しながら経営の立て直しを目指す方針で、スポンサー企業として、中国企業の傘下にあるアメリカの大手部品メーカー、KSS=キー・セイフティー・システムズから2000億円規模の出資を受ける方向で調整を進めています。
タカタは戦後、シートベルトなどの製造で事業を拡大し、エアバッグの分野では世界の3大メーカーの一角に成長しましたが、大規模なリコールへの対応の遅れなどで消費者や関係企業の信頼を失い、経営破綻に追い込まれることになりました。
(6月26日 NHK)
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