こうして公式に批判しておけば、米韓も現行の「斬首作戦」を発動しにくいだろうと北朝鮮は考えているのか。一方、名指しされた米韓は米韓で「そうだよ。今もブラッシュアップした計画を進行中だよ。何か問題が?」と開き直って、対北朝鮮の破壊工作を実行するのか。そして、結局、金正恩のクビは斬り落とされるのか落とされないのか。
全世界の皆さん。
その位、軽い気持ちで見ておいた方がいいぞ。日本を含む周辺国は。マジになって「結果」に関与すると、冗談抜きで第二次朝鮮戦争に巻き込まれる。
北朝鮮の秘密警察、国家保衛省は5日、米中央情報局(CIA)と韓国・国家情報院が金正恩(キムジョンウン)委員長の暗殺を主導したとする報道官声明を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。声明は具体的な経過を説明し、米韓に対する実力行使を開始すると警告した。
声明によれば、CIAと協力した国情院が2014年6月、ロシア極東で働く北朝鮮の労働者に協力を要請。李炳浩(イビョンホ)国情院長が主導し、最高首脳部(正恩氏)が公式行事に出席した機会に爆弾テロや放射性物質、生物化学物質を使ったテロを目指したという。国情院の指令は80回以上に上り、計17万ドルの工作資金を提供したと主張した。
声明は、米韓に協力したとする労働者がどうなったのかについて触れていない。
そのうえで、声明は「CIAと国情院のテロ狂信者を最後まで見つけ出して踏みつぶす」と主張。「我々式の反テロ打撃戦を直ちに、多発的に強力に始める」と宣言した。米韓両国に関係者の処罰も求めた。(ソウル=牧野愛博)
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