あちこちから恨みを買いすぎて、犯人の心当たりが多過ぎなロシア。
「つまり、誰を犯人扱いし一方的に糾弾しても、相応の説得力を持たせた国際的アピールができる」
「なんと素晴らしい」
「我々にとって都合のいい相手に戦争を仕掛ける、まさに好機到来じゃないか」
「予が滞在しているのを知ってテロを仕掛けてくるとは断じて許せぬ」というより「奇貨居くべし。この状況をどう活かすか」と考えるのがプーチン閣下。さて、このテロを機に「2017年版・皇帝陛下への生贄」にされる国はどこだ?
ロシア北部サンクトペテルブルクの地下鉄車内で3日午後、爆発が起きた。不審物が爆発したとみられ、タス通信によると、約10人が死亡したとの情報がある。数十人の負傷者が出ている模様だ。
プーチン大統領は爆発が起きた時、ベラルーシのルカシェンコ大統領と会談するため、サンクトペテルブルクに滞在していた。爆発の情報はただちに大統領に報告されたという。ノーボスチ通信によると、プーチン大統領は「テロを含むあらゆる原因を調査する」と述べた。
現場は地下鉄2号線のサンクトペテルブルク中心部のセンナヤ広場駅。隣の技術大学駅でも爆発があったとの情報がある。インタファクス通信は、手製の爆弾が爆発という関係者の見方を報じた。爆発を受けて、サンクトペテルブルクの地下鉄5路線のすべての駅が閉鎖された。
ネット上に投稿された映像によると、駅のホームは黒煙が立ちこめている。地下鉄車両の扉が吹き飛び、駅のホームに複数の乗客が血を流して倒れている様子も投稿された。(モスクワ=駒木明義)。
(4月3日 朝日新聞)
一押しして頂けると励みになります<(_ _)>
コメントを残す