朴槿恵と崔順実は40年来の「実の姉妹以上に親密な関係」。朴槿恵と鄭允会は「空白の7時間@セウォル号事件」に代表される「上司と部下以上に親密な関係」。鄭允会と崔順実は元夫婦かつ、朴正煕時代に「韓国のラスプーチン」として裏の権力を誇った崔太敏牧師の義理の娘婿と実の娘という「夫婦以上に濃厚な関係」。
この三人だけで、「セレブな男と女の愛憎劇」から「政界上層部における権力闘争」、「カルト宗教による国盗り物語」etc、果ては、
崔順実「大丈夫よクネ。私がついてる」
朴槿恵「お姉様…」
半世紀近くになんなんとする、熟成に熟成を重ねた百合サーガまで妄想できると来たもんだ。凄いな韓国政界。想像できる筋立ての多さと香りの多彩さに、おいら思わずむせ返る。
「陰の実力者」疑惑噴出=機密入手、人事に介入―韓国大統領、窮地に
【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領と旧知の女性で、政権の「陰の実力者」(韓国メディア)とも呼ばれる崔順実氏(60)をめぐり、機密情報の入手や人事介入、資金流用など疑惑が次々と明るみに出ている。与野党からは政府の人事刷新を求める声が強まってきた。朴大統領は窮地に立たされている。
テレビ局JTBCは24日、崔氏がかつて持っていたパソコンのファイルを分析した結果、朴大統領の演説草稿など機密情報を崔氏が事前に入手していたことが分かったと報じた。パソコンは崔氏側が事務所の管理人に処分を依頼、管理人の了解を得て、JTBCの記者が入手したという。大統領は25日、崔氏に資料を渡し、アドバイスを受けていた事実を認め、謝罪した。
JTBCによれば、崔氏は演説草稿だけでなく、南北軍事当局者の秘密接触に関する情報や、大統領府の警護担当者の候補者リストといった機密情報を入手。人事などにも介入していた疑いがある。
崔氏に近い人物がハンギョレ新聞とのインタビューで語ったところでは、崔氏は、朴政権を支えるため「諮問委員会」の性格を持つ秘密会合を定期的に開催。閣僚人事など国政全般に関与していたとされる。
疑惑噴出を受けて与党セヌリ党は26日、幹部会議を開き、「朴大統領の謝罪で済む問題ではない」と厳しい結論に達し、大統領府と閣僚の大幅刷新を求めることを決めた。李貞鉉党代表は記者会見で、「今回の事態に対し責任ある人物は例外なく交代しなければならない」と強調した。最大野党「共に民主党」も議員総会を開催、「大統領府の全面刷新」を要求した。
一方、韓国メディアによれば、崔氏が大統領府や財界の後押しを受けて設立した二つの財団の資金を流用していた疑惑で、ソウル中央地検は26日、ソウル市内の崔氏の自宅や、同氏主導で設立された「ミル財団」「Kスポーツ財団」の事務所、経済団体の「全国経済人連合会(全経連)」本部などを捜索し、本格的捜査に乗り出した。地検はさらに、機密文書流出問題に関しても、JTBCからファイルの提出を受け、大統領記録物管理法違反に当たるかどうかなどを調べている。
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