トルコで国軍によるクーデターが発生中な件について

 叛徒集団「トルコ平和協議会」は総参謀長の身柄を押さえただけでなく、国営放送や与党・AKP本部も確保した。アタトュルク国際空港とボスポラス大橋も反乱軍の手に落ちたらしい。アンカラとイスタンブールの両都市の重要拠点をこれでもかとセオリー通り同時制圧し、空軍部隊もそれを支援しているあたり、一部のはねっ返りによる暴発じゃないな。

 エルドアン大統領は既に国外逃亡してるっぽいし、イスラム原理主義に傾いていた現政権は終了、世俗的と言うか現実的なトルコ復活になるのかな?。世界的には十分迷惑なクーデター騒ぎだけど、本質的には、難民の再流入リスクが高まったEUと、エルドアン一族とこっそり仲良くしていたイスラム国以外にとっちゃ、ウェルカムな流れ。

 ともあれ、EUとしては、難民防波堤としてのトルコが機能不全になる前に、政治的安定を取り戻してもらう必要がある。比較的早期にクーデター政権、ないしエルドアンの失脚を支持するんじゃないかなと妄想してみる。つか、事ここに至ってクーデターが失敗に終わったら、前近代的なエルドアン独裁体制が強化されるだけだから、その、なんだ、困る。

 とりあえず、おいらがトルコの皆さんに言いたいのは一つ。「眉間にしわを寄せて銃や拳を振り上げるのを止め、一日でも早く、みんなで笑顔で可愛い女の子にサイリウム振りまくろうぜ!」

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 少なくともおいらはそっちの方が楽しい。

(7/16 16:20追記:クーデターは失敗に終わったっぽい。あらら。陸軍の暴発に海軍は静観という流れといい、蜂起兵士に対する今カラデモ遅クナイカラ原隊ヘ帰レといい、なんだか某島国の2.26事件の如し。となると、この先トルコが行きつく先は…)

トルコでクーデターか=軍が展開、首都で爆発音も

 【カイロ、エルサレム時事】トルコで15日、国軍がクーデターを試み、国際空港などに戦車部隊が展開した。首都アンカラや最大都市イスタンブールでは銃声が聞かれ、軍は「権力を掌握した」と主張した。

 現地メディアによると、イスラム系与党「公正発展党」の本部にも軍が突入。国軍は声明を出し、近く新憲法を発布すると表明した。AFP通信によれば、首都では大きな爆発音も聞こえた。

 クーデターを画策したのは軍の一部とみられ、参謀総長が軟禁されたとの情報もある。軍は国営メディアの掌握も画策しているもようだ。

 これに対し、エルドアン大統領はCNNテレビに、電話で「クーデターは成功しないと確信している」と主張。国民に対し、街頭へ繰り出して抵抗するよう呼び掛けた。ユルドゥルム首相は「指揮系統もない違法な試みがあった」と述べるとともに、クーデターを企てた者は「高い代償を払うことになる」と強調した。

 軍は、イスタンブールのアタチュルク国際空港の外に戦車を配備したほか、ボスポラス海峡の2本のつり橋を封鎖。首都では戦闘機やヘリコプターが飛行した。

(7月16日 時事通信)

 ここで「【東方MMD】ピーチvsキウイ」を紹介。


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