小池が自民党都連や安倍政権に蹴られる形で無所属出馬となれば、民進党が彼女を推せない理由はなくなる。与党側の分裂選挙となった場合、組織票は失っても一定の個人票を持っているマダム寿司を民進党が取り込む可能性はある。
むしろ、参院選後の蓮舫の電撃辞任&出馬というウルトラCでもやらかさない限り、分裂選挙下の漁夫の利すら覚束ない民進党の現状から考えれば、同党が「無所属小池を支持」という選択肢を選ぶ確率はかなり高いと言える。
逆のケースもありえる。自民党都連に担がれた増田寛也が出馬した場合、「自民党側の正式候補は現職の自民党国会議員の小池百合子」「増田は別口の民間候補」という詭弁で、「自民党との相乗り候補はあり得ない」という前言に抵触しない形で相乗りすることも、民進党は可能だ。
桜井俊の目が無くなった自民党と片山善博からフラれた民進党。両党が「次善の策」として増田を共に担げば、新知事下での都政はそれなりに安定するだろう。オール与党体制を小池では期待できない分、都議会の与野党全体にとっては、新知事・増田の方が都合はいい。増田が実務家であるのと同時に思想的には左寄りなのも、この際は好材料でもある。
さて、この「知知事選はないちもんめ」、最後に勝ち残るのは誰で、利を得るのはどの勢力だろう。え?「そもそも小池百合子が民進党にいきなり乗り換える展開って現実的なのか」?
何をおっしゃいます。
「権力と寝るのは小池百合子の十八番」
メリットがあれば、朝会の宿敵相手に、昼休みの会議室で媚態を晒す女。それが権力欲の権化にして政界風見雌鶏、小池百合子。一般的な貞操感覚で彼女の政治信条や行動パターンを判断すると、痛い目に遭いますよ。ダンナ。
東京都知事選挙への立候補を表明している自民党の小池百合子元防衛大臣は、東京都内で記者団に対し、「『名誉ある撤退』は『不名誉な撤退』になる」と述べ、党からの推薦が得られない場合でも立候補する考えを示しました。
今月14日に告示される東京都知事選挙への立候補を表明している自民党の小池百合子元防衛大臣は、1日、党の東京都連に推薦願を提出しましたが、東京都連は、増田寛也元総務大臣を擁立したいとしています。
小池氏は、2日、東京都内で記者団に対し、「まず第一に、推薦を頂戴したいと、東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣をはじめ、皆さんに、お願いしている段階だ」と述べました。
そのうえで、小池氏は「私自身はすでに崖から飛び降りているので、すべての覚悟ができている。自民党から推薦が得られても、そうでなくても、準備を進める。私には『名誉ある撤退』は『不名誉な撤退』になる」と述べ、自民党から推薦が得られない場合でも立候補する考えを示しました。
(7月2日 NHK)
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