- ラストダンスはあなたと とは
キュアフローラ@CV嶋村侑女史とクローズさん@CV真殿光昭氏。第1話以来のライバル同士によるラストバトル、否、ラストダンス、希望と絶望の共存の見事さを称賛する言葉。転じて「一年を通して、はるはるを理解したクローズさんなればこそ、キュアフローラの主張を受け入れることができたんだよなあ」「そう考えると、単なるラスボス和解エンドとは違う深い味わいがある。最後の『あばよ』『ごきげんよう』にも」「OPのはるはるジャンプはじめ、各キャラの後日談を過去49話の積み重ねを丁寧に使い切る姫プリ」「パーフェクトだウォルター」。
米国の某コーラス・グループの名リズム&ブルースとは無関係。多分。
【朗報1】【なんということでしょう】ホープキングダム完全解放。紅城トワ嬢@CV沢城みゆき女史と両親との再会に、静かに男泣きするカナタ王子@CV立花慎之介氏に貰い泣き【実家もリフォーム】
【朗報2】【みなみん】クローズさんとの対話に向かうキュアフローラを案じる他メンバーを制し、「信じましょう」と見送るキュアマーメイド@CV浅野真澄女史、ブラボー【正妻の余裕】
Cパートは、「ハトプリ」の最終話を彷彿させるねえ。北風あすか女史@CV坂本真綾女史と共に研究者への道を歩み始めたみなみんや、パリに旅立った天ノ川きらら嬢@CV山村響女史をはじめ、少しずつ大人になり、自分たちの夢に向かって別々の世界で生きながらも、心の中のキーで結びつくプリンセス達。そして、そんな彼女たちを「いつか誰かに伝えること」ができた七瀬ゆい嬢@CV佳村はるか女史。素敵過ぎる。
- 「Go!プリンセスプリキュア」、堂々の完結。史上最高の「プリキュア」でした。本シリーズの一つの「完成形」でした。一話たりと無駄なく、シリーズの展開にぶれなく、キャラの成長の停滞なく。その他、称賛したい点は多々ありますが、個人的には、ゆいゆいというキャラを生み出してくれたことに対して、最大限の賛辞を本シリーズのスタッフに贈りたい。
- セバスチャン@ドキプリのようなチート協力者ではなく、主人公たちと同世代の女の子が、同じ目線で彼女たちを理解し、支え続けた。「女の子はプリキュアになれなくても、彼女たちと共にあれる」。この存在の成長を1年間を通して描き切ってくれたことに対して、最高の言葉で、田中裕太SD以下本作に携わった作り手一同を称えたい。彼女とクローズさんがいなければ、本作はここまで奥深いラストを迎えることはできなかった。
「Go!プリンセスプリキュア」第49話「決戦ディスピア!グランプリンセス誕生!」感想 ~ 「最終回じゃないぞよ。もうちっとだけ続くんじゃ」(2016/1/24)
- はるはるとクローズさんって、「花のプリンセス」のプリンセスと鳥の関係にあるのな。最終話では、そのあたりの布石の回収と大団円も描かれたりするんだろうか。もしそうなら、すげーぞ。スタッフ優秀!どころの騒ぎじゃない。
- 大事なことなのでもう一度。「すげーぞ。スタッフ優秀!どころの騒ぎじゃない」
- ノーブル学園の老女傑に挟まれ、学園の用務員人生へ一直線のシャットさん@CV日野聡氏とロックに笑い、人間体パフ@CV東山奈央女史に改めて萌え、「なんでエンドカードに一条らんこパイセン@CV矢作紗友里女史までいるんじゃー!」と大笑いし、そしてカナタとの別れという、最後の絶望を乗り越えた「悟りと成長を続けるプリンセス」はるはるに大泣きした。愛だなあ。色々な愛が溢れた作品だったなあ。こんな作品に出合えた幸運に感謝。ヲタをやっていて、本当に良かった。
- これまで、シモなネタで〆て来た本作の感想ですが、さすがのおいらも、今回限りはゲスの鑑を放棄して、本作への感謝と次作「魔法つかいプリキュア!」への期待を込めて、この言葉で〆ると致しましょう。ごきげんよう。ごきげんよう。そして、ありがとう。
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