2012年にヘキサメチレンテトラミンをダダ漏らし、2003年に続いて利根川をホルムアルデヒドで汚染。2013年には水酸化ナトリウム溶液を流出。そして2016年早々に硝酸液で洗浄中のタンクを爆発させ、死者を出したDOWAハイテック。
「でも、DOWAハイテックが業界からパージされたり、取引先からハブられたりすることはないだろうね。今度も」
死因が硝酸を浴びたことによるやけどか、硝酸性窒素などのガスによるものか、死亡したのがDOWAハイテックの正社員か、下請けや派遣会社の人間かは関係なく。事情はお察し。
3日未明、埼玉県本庄市の化学メーカーの工場で、硝酸を使ってタンクの洗浄をしていたところ、突然、タンクが破裂し近くで作業をしていた22歳の作業員が死亡しました。
3日午前1時ごろ、本庄市仁手にある化学メーカー「DOWAハイテック」で「作業員が硝酸をかぶってやけどをしている」と消防に通報がありました。
消防が工場に駆けつけ、作業をしていた男性4人を病院に搬送しましたが、このうち埼玉県上里町の派遣社員、関根真一さん(22)が2時間半後に死亡しました。
警察によりますと、ほかの3人は搬送時は意識があったということですが、病院で体調に異常がないか経過を確認しています。
この会社では自動車部品のメッキ加工などを行っていて、警察の調べによりますと、関根さんら4人は当時、工場で直径1メートルのタンクに水で薄めた硝酸を入れて温度を80度ほどにして洗浄する作業をしていたところ、突然、タンクが爆発したような音とともに破裂したということです。
関根さんはその際に発生した有毒なガスを吸い込んだとみられ、警察で死亡した原因とともに当時の作業内容など状況を詳しく調べています。
(1月3日 NHK)
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