米軍はアフガニスタンでタリバンの掃討ついでに国境なき医師団(MSF)の病院を誤爆。ロシア軍はシリアでISの拠点ついでに反アサド・反政府勢力の拠点にも誤爆。
ただのチョンボか。
米軍の場合は、タダのチョンボか、アフガニスタン政府軍内のタリバンシンパによる陰謀かは悩ましいところだが、ロシア軍の場合は、ラッキースケベというか、ラッキー誤爆というか、ぶっちゃけ、
「ワザとらし過ぎるよなー」
そして、そのワザとらしさを隠そうともせず、「米軍邪魔だからロシアの作戦地域から出てってね。アサド反対派への支援中止もついでによろしく」と言い放つロシア政府。ウクライナ紛争の時もそうだったけど、このあたりのふてぶてしさは、さすがのプーチン。おそロシア。
【ニューデリー時事】駐アフガニスタン国際部隊は3日、反政府勢力タリバンに一時占拠された北部の要衝クンドゥズでの軍事作戦中、米軍が国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」の病院を誤爆したことを認めた。
MSFは建物の一部が損壊・炎上し、医療関係者と患者ら16人が死亡、37人が重傷を負ったと発表した。また、多数が安否不明という。
米軍を主力とする駐アフガン国際部隊は当初、3日未明(日本時間同日朝)に武装勢力に対する空爆を実施した際、「付近の医療施設に損害を与えた可能性がある」としていた。アフガン大統領府によると、国際部隊司令官はその後、ガニ大統領に誤爆について説明し、謝罪した。
カーター米国防長官も声明を出し、犠牲者に哀悼の意を表した上で、「悲劇的事件に関する徹底した調査をアフガン政府と連携の上で進めている」と表明した。
MSFは声明で「病院は爆撃を受けたことを米側に伝えたが、その後も30分以上空爆が続いた。全ての戦闘従事者に対し、医療施設やスタッフの安全を尊重するよう要求する」と訴えた。空爆時には、医療関係者80人以上と患者105人、その家族らがいたという。
(10月4日 時事通信)
【モスクワ時事】ロシア国防省によると、軍参謀本部高官は3日、シリアでの空爆について、「継続するだけでなく、一層強化する」と語った。
また、同高官は、米国に対し、反体制派を支援する要員を撤収させ、ロシアの作戦地域で米軍機の飛行を停止するよう、国防当局間協議で求めたことを明らかにした。
一方、9月30日~10月3日に行った空爆については「空軍機が計60回以上発進し、(過激派組織)『イスラム国』の50以上の施設を破壊した」と主張。同組織の戦闘員約600人が撤退し、欧州への逃亡を図っていると述べた。
しかし、米政府などは、ロシアのシリア空爆はアサド政権支援が目的で、反体制派が標的になっていると判断。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、反体制派は空爆に対抗するため、地対空ミサイルの供与を米国に要請した。
(10月4日 時事通信)
ここで「はたらくくるみ」を紹介。
いろんな軍隊あるんだなー。いろんな軍務もあるんだよー。
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