政治家の大半はド阿呆じゃないから、今回のような蹴りを喰らえば普通は目を覚ます。
でも、チプラスは筋金入りのド阿呆というか、三流のハッタリポピュリスト。だから、目を覚ますことなく、否、目を覚ますのを嫌がったまま、ただブーたれるだけで時間を浪費した挙句に7/1の朝を迎えるだろう。
これまでの経緯を見ていると、十中八九そうなる。多分、ラガルド専務理事の愛の蹴りは、不発に終わる。だから、皆、そろそろギリシャ発プチ恐慌への用意に取り掛かろう。何、傷は大して大きくない。ソフトランディングの準備はできている。ただ、ちょっと不快なだけだ。
返済なければ即デフォルト=ギリシャに猶予認めず―IMF専務理事
【ルクセンブルク時事】国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は18日、今月30日が返済期限となっている15億ユーロ(約2100億円)のギリシャへの融資について、「(返済がなければ)7月1日でデフォルト(債務不履行)になる」と明言した。ルクセンブルクで開かれるユーロ圏財務相会合を前に、記者団に語った。
猶予を認めない強硬な姿勢を示すことで、ギリシャに対し、欧州連合(EU)やIMFなどの債権団が要求する財政改革案の受け入れを迫った形だ。
(6月18日 時事通信)
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