チュニジアで日本人3人を含む19人が虐殺されるテロ発生な件について

 よりにもよって「ジャスミン革命」のチュニジアでか。エジプトも反動に反動を重ねて今の有様だし、思わず「アラブの春とは何だったのか」と呟いちゃうな。

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 ほんとにね。チュニジアじゃ、テロ組織に参加する若者が絶賛増加中ということだし、なんでこう極端に振れるのかね、中東の皆さんは。

チュニジアでテロ 日本人3人死亡 3人けが

北アフリカのチュニジアの首都チュニスの博物館で、18日武装した男らが銃を乱射した事件で、日本人3人を含む外国人観光客など19人が死亡し捜査当局は、現場で殺害した容疑者のチュニジア人について動機や背後関係を調べています。

チュニジアの首都チュニスにある国立バルドー博物館の前で、18日午後、銃を持った複数の男たちがバスから降りてきた外国人観光客らに向かって乱射した後、博物館に押し入りました。

男らは、観光客らを人質にとって立てこもったため、治安部隊が突入して武装した2人を殺害しましたが、チュニジア政府によりますと、外国人観光客17人とチュニジア人2人の合わせて19人が死亡し、44人がけがをしたということです。

日本政府は19日午前、日本人3人が死亡し3人がけがをしたことを確認したと発表し、ほかにも被害を受けた人がいないかどうかなど現地の大使館を通じて情報収集を急いでいます。

チュニジアのシド首相は、現場で殺害した2人についてヤシン・ラビディ容疑者とハテム・ハシュナウィ容疑者でいずれもチュニジア人だと明らかにし、カイドセブシ大統領も、「忌まわしいものたちを撲滅する」と事件を強く非難して、事件の再発を防ぐため断固として対処する考えを示しました。

事件については、現場の近くにある議会を狙った犯行という見方がある一方、犠牲者のほとんどが外国人であることや犯人が、外国人観光客に人気のある博物館を襲撃していることから外国人を狙った犯行という見方も出ています。

けがをした人のうち病院で手当てを受けている結城法子さん(35)は、NHKの電話インタビューに対し、「博物館の2階で見学していたら部屋の入り口に立っていた黒っぽい服装をした男が銃を乱射し始め、爆発音のようなものが聞こえた。何が起きたのか今でも全く分からない」と話しています。結城さんは背中や手の甲にけがをして手当てを受けたほか、一緒にいた母親の敍子さん(68)もけがをして病院に運ばれ手術を受けたと話しています。

事件のあったバルドー博物館とは

在日チュニジア共和国大使館のホームページによりますと、チュニジアは地中海に面し、カルタゴ遺跡やチュニスの旧市街などがユネスコの世界遺産に登録されていることもあり、日本を含む世界中から大勢の観光客が訪れているということです。

日本人らが襲撃を受けた「バルドー博物館」は、チュニスの郊外にあり、世界最大の古代ローマのモザイクのコレクションがあります。世界に名高い逸品のひとつと言われる、「ヴァージルとミューズの女神たち」は、ルーブル美術館の「モナリザ」に匹敵する美しさだとされています。

政府 情報収集急ぐ「犯行声明はない」

加藤官房副長官は、政務官会議のあとの記者会見で、「日本時間の昨夜、午後8時40分に事件が発生したことを認知した在チュニジア大使館が外務省に通報し、午後9時に大使を長とする現地対策本部を設置した。状況の把握に努め、被害者に対する必要な支援を実施してきている」と述べました。

また、「在チュニジア大使館において、速やかに在留邦人の安否確認を行うとともに、一斉メールを送信し、事件現場周辺に近付かないよう注意喚起している。また、現地の治安当局や病院等に邦人の被害状況を確認している」と述べました。さらに、「現時点で、いずれの組織からも犯行声明が発出されていない。犯人組織についても、引き続き、情報収集に当たることにしている」と述べました。

(3月19日 NHK)

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