とりあえず、4ヶ国首脳が徹夜して協議をやりぬいた16時間以上はもたないと、メルケルあたりはマジにブチ切れるだろうなー。
え?こんだけ苦労したのに、今度の停戦も恒久なものになりえないのか?
無理。
双方がこれまで対立してきた停戦ラインは明確に示されず、ウクライナ東部の2つの州の地位についても「対話を継続する」と先送りされました。
この段階で無理。今回の首脳会談前と同じだよ。ウクライナ政府軍と親露武装勢力が、次の正式合意がなされるまで占領合戦やりあうのがオチ。砲火と流血はこれまでと同じく、砂時計の砂のごとくに、一瞬たりとも止まることはない。
ウクライナ情勢の政治的な解決に向けたロシアとウクライナ、それに調停役のドイツとフランスの4か国による首脳会談が、日本時間の12日夜に終了し、ウクライナと親ロシア派は、2月15日からの停戦に合意しました。
しかし、焦点だった停戦ラインなどの問題は先送りされ、停戦が実現するかは不透明です。
ベラルーシの首都ミンスクで行われた首脳会談には、ロシアのプーチン大統領、ウクライナのポロシェンコ大統領、それにドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領が出席し、11日夜から12日にかけて16時間近く協議したすえ、日本時間の夜終了しました。
ロシアのプーチン大統領は会談が終わったあと、「非常に困難な協議だったが、われわれはなんとか合意に達した」と述べ、今月2月15日午前0時からの停戦で合意したことを明らかにしました。
これを受けて、首脳会談と並行して協議を行っていたウクライナ政府と親ロシア派、それにロシア政府の代表などが合意文書に署名し、今後、双方は戦闘地域に50キロ以上の緩衝地帯を設け、重火器を撤収することなどが定められました。
また、首脳らは合意を実行に移すため、4か国の外務省の高官が定期的に接触することでも一致したということです。
しかし、双方がこれまで対立してきた停戦ラインは明確に示されず、ウクライナ東部の2つの州の地位についても「対話を継続する」と先送りされました。
ウクライナ東部では、去年4月に戦闘が始まってから、すでに5300人以上が犠牲になっていることから、戦闘の拡大を食い止めるため、対立点を先送りにしたものとみられ、停戦が実現するかは不透明です。
(2月12日 NHK)
コメントを残す