「金の不正流用を詫びるよりもイメージが大事な」代議士先生か。脆い。頭はいい人なんだが、脆い。
伯父さん・宮澤喜一の親分の一人は名うての美少年キラーで、伯父さんの議員生活に引導を渡した御仁のライバルの一人は聖水プレー好きだったじゃないか。
「いやあ、ここらで僕も、伯父さんの周りにいた先輩たちに続く政治家として、何か艶っぽい勉強しないといけないかなーとか思っちゃいまして。あっはっは!」
「お金!これは本当に申し訳ない!まさかこんな勉強代を政治活動費から秘書が出していたなんて、思いもしていませんでした!」
くらい言っとけばいいんだよ。謝るのは「金」について。あくまでも「政治活動費の不正流用」について。「自分だけは清潔です」を前面に押し出すのは、このご時世、逆効果ってもんだ。どうせ、何言っても信じてもらえる状況じゃないんだから、変に潔白を強調するよりも、部下をかばう振りをしているかのように振る舞いながら、自分から泥をかぶりに行くくらいの気概を見せたほうが、世間受けするってもんだぜ。ぶっちゃけ。
宮沢経済産業相は23日、読売新聞などのインタビューに応じ、自身の資金管理団体「宮沢会」が2010年に、広島市内のSMバーに政治活動費から1万8230円を支出していたことを釈明した。
宮沢氏は「私は行っていない。一応、その日の私の行動も確認した」と自身の利用を否定。秘書が利用していたとして「本当に不適切な処理で、本人に弁済させ、必要な処置をとりたい」と述べ、収支報告書を訂正する考えを示した。
(10月23日 読売新聞)
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