外貨資産の属性とビジネスモデル面での親和性を考えれば、新生銀行が一番しっくりハマる相手。対抗は、「ダイナースクラブ」事業を何処よりも欲しいであろう三井住友フィナンシャルグループ。三井住友トラスト・ホールディングスとどういう手打ちをするかは分からんけど。いや、その水面下でのドロドロバトルが、本件で一番面白い部分かな?。
というわけで、適当なタイミングで関係者からのリークよろ。城野和也あたりから、匿名での恨み節でもオッケーよ。
え?。三菱UFJフィナンシャル・グループ?。かつての日興証券や新丸ビルetcでシティと三菱の縁はそれなりに深いし、「こういう大型案件に三菱がベットしないなんてありえねーし」ではあるが、候補4行の中で一番、シティを買う必要がないのも三菱なんだよな。
つっても、本気になって一番怖いのも三菱だけどなー。さて、どういうオチになるだろな。興味津々。
【ワシントン=小雲規生】米金融大手シティグループは日本法人のシティバンク銀行の個人部門売却で、売却先候補を三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、三井住友トラスト・ホールディングス、新生銀行の4グループに絞り込んだ。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)が19日、関係者の話として報じた。
同紙によると、シティは日本国内に33の支店網と3兆9千億円の預金総額を持つ個人部門のほか、クレジットカード「ダイナースクラブ」の日本事業も売却する可能性がある。ダイナースクラブは300億円での売却を想定しているが、一部の応札額はこれを下回っているという。
シティは米金融当局から、国際的なネットワークの大きさから適切なリスク管理が難しいとの指摘を受けており、米国外の事業の再編を進めている。
シティ銀は12日に1次入札を行い、4グループのほか、みずほフィナンシャルグループ、りそなホールディングスが応札していた。シティ銀は年内にも売却先を決めたい考えだが、交渉が難航する恐れもある。
(9月20日 産経新聞)
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「いーあるふぁんくらぶ」も息の長いコンテンツだよなあ。
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