「芸能人」小保方晴子に科学者の姿はもう求めない件について

「STAP細胞」論文の不備問題が発覚して以降、先月の頭の時期までは、小保方陣営へ同情する気持ちもあった私ですが、4月9日の同女史の会見を見て、完全に見放しました。

 明確なデータや物証を示すことなく、情緒的な表現や泣きの一手に終始した姿は、科学者のそれに非ず。自らの見識ではなく、弁護士の入れ知恵とサポートを武器に、「芸能スキャンダル報道と同レベルの追及力に唖然とさせられたよ>会見中継」マスコミの電波を利用して、世間の同情集めに終始した演技は、研究者のそれに非ず。法廷闘争を見越したイメージ戦略で、世論を有利に導こうとしている、小賢しげな被疑者のそれだ。

彼女はもう科学者じゃない。ただの芸能人だ。小細工を弄する、ただのスキャンダル芸人だ。

情けないのは、その小細工にまんまと乗せられている層が一定数以上、それも、自民党の有力領袖の一人だの現役の文科相だのといった錚々たる(w)面々をはじめとして、ゴロゴロとそこらに存在していること。実に情けない。小保方女史が会見で見せた「健気さ」と「涙」は、親爺殺しの効果テキメンだったと思うが、その女子力の前に思考停止して、「STAP細胞研究の信憑性への疑念」から目を逸らしている連中って、ぶっちゃけどうよ?

その点、「芸人で復活するならあたたかく見守りますが、科学者はズルする人とは一緒に研究したくない」と、小保方女史を支援しない旨を明言した、高須克弥氏@高須クリニック院長のスタンスは筋が通ってる。何故、こういった発言が学会以外の各方面からもっと上がってこないのか。この数日、私には不思議でならない。

社会は、粛々と理詰めで小保方陣営を追い詰めろ。それをなしえなければ、細胞生物学はじめ、関連する研究分野が世界の信頼を回復するために、日本は10年単位で余計な時間を浪費することになるぞ。

STAP幹細胞作製「オスのみ」 論文は「メスも」記述

英科学誌ネイチャーに掲載されたSTAP細胞の論文に、新たな疑問が浮上した。論文にはメスのマウスのSTAP幹細胞に関するデータが載っているが、幹細胞を作った研究者は「オスしかつくっていない」と話していることが11日、理化学研究所の関係者の話でわかった。理研の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーは会見で「自分は幹細胞作製は苦手」として、この研究者が作ったと語っていた。

STAP幹細胞は、STAP細胞を改変して、無限に増える力を持たせた細胞。山梨大の若山照彦教授が作製を担当した。小保方氏は9日の会見で「現存するSTAP幹細胞はすべて、若山先生が樹立(作製)して下さった」と話していた。

関係者によると、メスのマウスからSTAP幹細胞を作るのは難しく、若山教授は「オス由来の幹細胞しか作れなかった」と話しているという。

(4月12日 朝日新聞)

とりあえず、来週の笹井芳樹の会見では、この件も含めて、9日の茶番で生煮え追及のまま終わった検証ポイントに対して、洗いざらい突っ込みを入れろよな。マスコミは。その責任と機会が、あんたらにはある。

それにしても、自分の人の見る目のなさを棚に置いて、他人に噛み付いてきた挙句、自分に都合のいい情報の断片にしがみついて、自己正当化している「あおいw頭デッカチ」には笑止千万。あの程度の連中がインテリ気取りなんだから、世も末だ。

 

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SAN値が危険水域。

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