「戦争放棄の9条って凄いね!推薦受け付けたよ!」「でも、今回は他の候補に平和賞上げなきゃいけなかったの。ごめんねー」。これが、今のところ、誰も傷つかない一番いい方法。ノーベル委員会も、そのくらい弁えてるって。
万が一、委員会がトチくるっていて、平和賞なんて胡散臭いシロモノを押し付けられた日には、とんだ罰ゲームだけどな。そんときゃ、国民代表の安倍総理は、「日本国は、9条の精神を大事にしつつ、より実効性のある国際貢献を果たすことを目指す所存です」とでもスピーチして、したり顔で賞を受け取ってきてくれや。平和賞の受賞が外部圧力の具に使われるリスクさえ事前にヘッジしとけば、後はどうにでもなる。
戦争の放棄を定めた憲法9条をノーベル平和賞に推した「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会(事務局・神奈川県相模原市)に、ノルウェー・オスロのノーベル委員会から推薦を受理したとの連絡があり、正式に候補になったことがわかった。
連絡はメールで9日夜、実行委に届いた。「ノーベル委員会は2014年ノーベル平和賞の申し込みを受け付けました。今年は278の候補が登録されました。受賞者は10月10日に発表される予定です」との内容だ。
事務局の岡田えり子さん(53)は「受理されてうれしい。受賞者は個人か団体となっているが、受賞者を日本国民としたことを委員会は受け入れてくれた。これで日本国民一人一人が受賞候補者になった」と話した。
(4月11日 朝日新聞)
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