どこぞの新聞のミサイル報道のように、「1回だけなら魔が差したせいかもしれない」じゃないが、落ち込んでいた時に優しくしてもらって、思わず感謝のキスをしちゃうってことは、間々あるかも知れない。しかし、それが複数の計4回となると、立場を弁えない百合愛を強要する危険人物と見られてもしょうがない。処分されても仕方が無い。それが学校という場所での、教諭の立場ってもんだ。「彼女ら」の感情の、純・不純の実態は関係なく。
加えて、先生と生徒の年齢差がさほど無ければ、女子生徒ももう少し穏やかな反応を採ったかも知れない。しかし、四十近くも年の差があるとなれば、普通に異性間であっても厳しい。好意が愛情に変わるのは。そういう意味でも、この先生にはツキが無かった。
世間に、好意という名の種は無数に蒔き散らかされているが、その種から愛情という芽が出るかどうかは運次第だよな。種を拾うか拾わないかという判断は、各人の裁量に任せられているのにね。神様って意地悪。
千葉県教委は20日、女子生徒の頬にキスをするなど4回にわたって不適切な接触をしたとして、君津市内の中学校の女性教諭(51)を減給1カ月(10分の1)の処分とした。指導のあり方に悩んでいた女性教諭は「女子生徒が心配してくれ、優しい言葉をかけてくれた。過度に依存してしまった」と話しているという。また、県立佐原高校の男子バレーボール部顧問の男性教諭(51)を戒告処分とした。2012年7月〜13年11月ごろ、部員6人の頬をたたいたり、腹部を突くなどの体罰をしたとしている。
(3月22日 毎日新聞)
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